【完全比較】陸・海・空・水陸機動団の違いとは?知らなきゃ損する自衛隊の役割図鑑!

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レンジャー訓練や水陸機動団などの経験をした、元陸上自衛官である僕がお悩み解決します!

・陸上自衛隊 地上戦のエキスパート
・海上自衛隊 海の監視者であり潜水艦ハンター
・航空自衛隊 空から守る高機動部隊
・水陸機動団 日本版・海兵隊として離島防衛の最前線へ
・まとめ

「自衛隊って何してるの?」「陸海空ってどう違うの?」そんな疑問を持っていませんか?

 

自衛隊には、陸上自衛隊海上自衛隊航空自衛隊の3つの基本組織に加えて、特殊任務に特化した水陸機動団という部隊がザックリとあります!

 

この記事では、それぞれの特徴や役割、どんな人に向いているかまでをわかりやすく解説していきたと思います

 

自衛隊に興味がある方、入隊を検討している方にも役立つ内容です!

 

なぜなら、ぼく自身も入隊するまでさっぱり何が何だかわからず入隊したから、そういった後悔をしてほしくないからです

 

記事を読み終えるころには、自衛隊の陸・海・空・水陸機動団の違いを理解でき絶対に入隊先を間違わずにすむようになります

陸上自衛隊 地上戦のエキスパート

陸上自衛隊は、日本の国土を守る「地上の防衛部隊」です

 

僕が所属していた場所でもあります!

 

山林・都市・離島などあらゆる地形で戦えるよう、歩兵・戦車・砲兵通信など多彩な部隊を持っていて、基本的に地上戦においては陸海空すべてを陸上自衛隊で完結できるようになっています!

 

航空科や、後ほど紹介する水陸機動団も陸上自衛隊に含まれるので、どこからでも戦闘が可能で、兵站についてもすべて完結可能なのです

 

災害派遣にも最も多く出動するため、一般市民との接点が多く自衛隊といえばあの迷彩服を着た隊員を思い出す人も多いかと思いますし、「日本を守る顔」としての役割も大きいですね

 

体力精神力のバランスが求められ、「地上戦において汗をかいて守る」というリアルな防衛を担う存在となるわけです

 

陸上自衛隊は体力、精神力が必要ではあるんですが、職種によってはそこまで体力や精神力が必要でないものもあるので陸上自衛隊に配属が決まったからと言って心配はいりません!

 

音楽科や会計科など普段の業務は事務や楽器演奏といった部署もあるので、下記のブログ参照してみてください☆

海上自衛隊 海の監視者であり“潜水艦ハンター”

海上自衛隊は、日本周辺の海を24時間体制で守るプロ集団です

 

自衛隊以外では海上保安庁などがありますが、海上自衛隊は基本的に戦闘専門になります

 

パトロールするのが海上保安庁で、いざ戦うとなれば、海上自衛隊の登場といった感じです

 

護衛艦・潜水艦・哨戒機などを使い、日本周辺の海上交通路(シーレーン)を守ります

 

洋上勤務が多く、船で数週間〜数ヶ月生活するため、家庭を持っていても独身でもしばらく家族や恋人と会えないことがあるのはデメリットです

 

ある情報筋によると実際に、奥さんに不倫されたり、家に帰るともぬけの殻という事もあるそうです…

 

悪いことばかりではなくて、陸上自衛隊に比べて給料ははるかに良いです

なぜかというと航海手当というものが1日ごとにつくので、差はあると思いますが、僕が3曹の頃に海1士と同じくらいの給料で引きました…

 

給料が多く欲しい方や、短期間でお金を貯めたい方は海上自衛隊はオススメです☆

 

機械に強く、規律や集団生活に耐えられる人に向いていると思いますし、乗り物酔いもしない方が良いですね

航空自衛隊 空から守る高機動部隊

航空自衛隊は、空からの侵略やミサイル攻撃に対応する防空部隊になります

 

戦闘機、早期警戒機、地対空ミサイルなどを運用し、即応性と高度な判断力が問われる空の守り手になるため緊急出動は結構な頻度であるようでした

パイロットだけでなく、整備・レーダー・気象・通信など専門職も多く存在するので、パイロット以外にも興味がある方はオススメです

 

航空自衛隊の仕事も様々ですが、同期に航空自衛隊から陸上自衛隊にわざわざ職種変換してきたものがいて、話をき聞くと、警備の部隊があって基地の警衛や巡察がメインの仕事だったそうです

 

とてもつまらなく、やりがいを感じられず職種変換してきたと本人は言っていました!

 

航空自衛隊は専門性が高いものが多く、それ以外の部署に配属されると僕の同期のようなことになっていしまうこともあるようです

 

ハイテク機器に強く、スピード感ある判断とチームワークができる人にぴったりといっても、飛行機に興味があって自分を成長させることができるのであれば航空自衛隊も有りなのではと感じます☆

水陸機動団 日本版・海兵隊として離島防衛の最前線へ

水陸機動団は、離島への上陸・奪還作戦に特化した、最も実戦的な日本版の海兵隊です

 

実は陸上自衛隊に属していて、船・水陸両用車・ヘリを使った“海から攻める”戦術を展開しています

 

なぜ、陸上自衛隊なのかは定かではないです(アメリカは海軍属になります)

訓練はというとレンジャーや水泳訓練、実弾演習、海外訓練が頻繁にあり、国内でも特に厳しい訓練を行う精鋭部隊となっています

 

僕は西部方面普通科連隊から水陸機動団にかわるタイミングで転属して立ち上げに参加、ちょうど制服が変わるタイミングごろまで今したが、普通の陸上自衛隊で勤務するよりかなり刺激的でした!

 

ここで、人生を変える決断をしたわけですが、それは下記リンクを参考にしてください!

もし水陸機動団に希望する場合は、教育隊の時に希望するか、中隊配属されて希望するかの2択です
新隊員の時はある程度成績や体力面を見られますが、中隊配属後は希望すれば行ける可能性が高いです
忙しく体力的にもしんどい部隊なので人気がないためです(^▽^;
行く前にやっておくといいのはレンジャーを修了しておくのと、水泳はマストでやっておくと良いです
特に立ち泳ぎ10分水陸機動団では絶対にできないと、水陸両用基本課程に入校できないので泳ぎが苦手な方は諦めないで練習してください!

 

“強さ”と“柔軟性”を兼ね備えた人材が活躍し、まさに「実戦想定型のスペシャリスト」になれるチャンスですのでぜひ希望してみてください!

結局どこが自分に合っている?性格別のざっくり診断

体力勝負なら「陸」、機械や規律が好きなら「海」、冷静な判断力があるなら「空」、最前線志向なら「水陸」

向いているタイプ オススメ部隊
・体力派&人助け志向         陸上自衛隊
・メカ好き&集団行動OK         海上自衛隊
・冷静・理論派&ハイテク、飛行機好き 航空自衛隊
・最前線&海外訓練したい       水陸機動団

志望のきっかけや価値観に合わせて、自分の強みが活かせる場所を選ぶのがコツですが必ずしも思い通りにはならない可能性があることを念頭に入隊試験の際、希望を書いてください!

 

部隊の状況や、大人の事情はありますので私のように初めから陸上自衛隊と書けば通りますが、海上や航空は割り当て上そんなには多く採用してないのが現状です

 

しかしながら、少子化の影響で充足率が不足しているため希望は僕が試験を受けたときよりは遥かに通りやすくなっていることは確かです!

 

こういった失敗を防ぐためにも、絶対に入隊前に見て欲しいブログ記事もあるので参考にしてみてください☆

「どこが偉い」ではなく「どこが合うか」がとても大事なので、自己分析して選ぶことが自衛隊人生を長く続けられるコツですし、辞めた僕が言うのですから間違いないです

 

陸上自衛隊以外なら、恐らく辞めることはなく今でも自衛官であった可能性は高いと思います

 

だからといって陸上自衛隊が悪いのではなく、自分の価値観や思想などに合わなかったというだけなんで、自分は自分であるという事をもう一度考え直して、行きたい方向性を決めて欲しいと心から願っています!

まとめ

今回はを解説しました!

おさらい
・陸上自衛隊 地上戦のエキスパート
・海上自衛隊 海の監視者であり潜水艦ハンター
・航空自衛隊 空から守る高機動部隊
・水陸機動団 日本版・海兵隊として離島防衛の最前線へ

上記の流れを知っておくことで理解でき、準備も万端になります!

 

下記のリンクをチェックして、陸上自衛隊の職種についても学んでみてください!

 

僕は他の自衛隊を経験してないので、陸上自衛隊のことしか詳しくはないですが、陸上自衛隊のことは参考になるかと思います!

自衛隊はひとくくりにされがちですが、実際はまったく異なる個性と任務を持つ4つの部隊で構成されていることが理解できたと思います

それぞれの魅力と役割を知ることで、**「自分に合った場所はどこか」**が見えてくるはずです

 

もし、少しでも「自衛隊って面白そう」と思ったなら、ぜひ自分に合った部隊を探してみてくださいねー

 

あなたの活躍できる場所は、きっとどこかにあります

 

最後まで見てくれてありがとー
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