レンジャー訓練や水陸機動団などの経験をした、元陸上自衛官である僕がお悩み解決します!
・自衛隊に入隊が決まったら何を準備すればいいか分からない
以上のお悩みをこのブロブでは解決していきます
なぜなら、ぼく自身も何もわからず入隊して困ったことがあったので、少しでもそのストレスを軽減できればと思ったからです
記事の前半では「自衛隊に入隊する方法」後半では「入隊前に準備するもの」を紹介します
記事を読み終えるころには、自衛隊に入隊する方法が理解でき、さらには入隊直前の準備を万全にして対策していきましょう!
入隊試験を受ける方法
どこに行けば申し込めるの?
申し込む方法はとても簡単です
地方協力本部という現役陸海空の自衛官達がいる事務所に行くだけです!(高卒の方は学校の先生にまず相談)
各都道府県(市区町村に大体ありますが無いところもある)にはこういった事務所があるのでそこで自衛官になりたいという事を伝えてください
あとは手取り足取り現役自衛官が教えてくれるので、何も心配いりません
ホームページなどでも申込できますが、ぼくの経験上、地方協力本部に行くことをおススメします
なぜなら、現役自衛官も仕事で候補者を集める必要があるので、試験を受けてもらうだけでも手厚く対応してくれるため、ネットでの応募よりもはるかに安心してサポートを受けられるからです!
試験を受けるのは各都道府県の近隣にある基地や駐屯地に実際にいって試験を受ける形になるため、「遠い場所だと行くのが大変!」と思った方もいるかもしれませんが安心してください
地方協力本部で働いてる自衛官の人が送ってくれるから大丈夫!むしろ送ってくださいと頼んでもいいくらい
それも地方協力本部の人達の仕事のようなものです
安心して試験会場まで行けるので、とても便利です!
自衛隊には防衛大学校や自衛隊高等工科学校などの大学・高等学校的なモノもあるけど、一般的には自衛官候補生と一般曹候補生がの2種類の試験を受けるのがほとんどになります
理由としては、防衛大学は高校から試験を受けて入学する流れは同じで、幹部自衛官などを目指す人が行く所やから一般的にはある程度勉強して賢くないと入学は難しい・・・
自衛隊高等工科学校は中学をでてすぐに入隊するから、お金をもらいながら自衛隊のこと学んだり高卒の資格をもらえるように頑張るところやから中学の時に決断が必要です
そのためほとんどは自衛官候補生か一般曹候補生になるし、僕も大卒やけど賢くなかったので、自衛官候補生か一般曹候補生の試験を受けるしかなかった(;^ω^)
高卒で防衛大学を目指すか、中卒で自衛隊高等工科学校、その他は自衛官候補生か一般曹候補生になります
自衛官候補生と一般候補生の違いについては下記リンクに詳しく記載してるのでチェックしてください
試験と部隊配置までの流れ
受験当日、試験会場で筆記や面接などが行われ、ここで必ず注意してほしい点があります!
それは陸海空の入隊先の選択用紙を記入するタイミングがあることです
つまり、陸海空の選択は自衛官人生に関わる大きなターニングポイントになるためとても重要な意思決定になります
「自衛隊といえば陸上」と軽く考えて第一希望に陸上自衛隊と書いて後悔したのが僕です
僕のブログでは経験を元に記載しているので、主に陸上自衛隊のことを書いてますが、大きく三つ陸海空の選択だけは、必ず試験を受ける前に下調べをして決めていくことが重要です
自衛隊さらに職種と言って、細分化されているので職種まで決めていくとなお良しだと思います!
陸上自衛隊の職種については僕も書いた記事があるから是非参考に!
次に陸海空から選んだ後に、自衛隊から書類が届いたら下のようなこと書かれています
例:陸上自衛隊に採用になりました。近隣もしくは教育隊○○駐屯地で教育を行いますので何日何時までに正門までお越しください。
初めてどの都道府県の基地や駐屯地に行くか決まります
ぼくの場合は大阪出身で、京都の大久保駐屯地に行くことになりました!京阪電車で行ける範囲だったのでとてもラッキーでした(*^^*)
重要なのは採用された自衛官制度(自衛官候補生or一般曹候補生)によって行く場所が違ってくるということです
自衛官候補生は一般部隊(連隊などと呼ばれる駐屯地)に教育入隊をするのですが、一般曹候補生は教育専門の部隊(教育中隊と呼ばれる部隊が入っている駐屯地)に入隊をするといった違いがあります
最初の3か月に配置される駐屯地は割と近くの駐屯地に配置されるので安心してください
駐屯地につけば、自衛官生活の始まりです!
詳しくは下記リンクを参考にしてください☆
入隊が決まったら
準備するものは?
下記に持って行くべきものを記載します
・ジャージ上下 ・運動靴(ランニングシューズと体育館シューズ)
・ボールペン ・メモ帳・裁縫セット(コンパクトなもので糸は黒とカーキと白)
・下着は黒のハイソックス×2
・ランニング要ソックス必要数(個人的には5足あれば十分かと思います)下着も5あれば大丈夫
・白のU首シャツ×2
・普通の白シャツ×3・ランニング用の短パン(黒が無難です)
駐屯地の中には理髪店や売店もあるので、不足分は売店で購入可能です
自衛隊側でもある程度必要な物を準備してくれているところが多いけど、ないものはないで自衛隊側もなんとかしてくれるから最低限の準備は上記必須です!
自衛隊が準備した物品のお金は初任給で支払うことになるので、聞いていないとはならないように
自衛隊では統制の美という意識があり、各区隊や中隊で統制されたもの(ジャージや体育の際にしようするラランニングパンツやシャツ)を教育期間中は使用したり、着用したりするため、避けられない出費と言えます
上記に記したものであらかじめ自衛隊が準備していて、かぶってしまう物もあるかもしれないので、気になる方は自分の行く駐屯地や基地に問い合わせをして確認するのがいいです
僕はバスケ部だったので、ダボダボのジャージを持って行って、いきなり怒られました・・・(;^ω^)
部隊によって準備しているものが違うし、元自衛官でも事前に準備されているものは一概にこうですとは言えません。すいません!
髪型や服装は?
入隊の時、そのままのやんちゃな髪型や髭や服装は、自分なりのポリシーとか個性があって個人的にはいいと思います
でも、自衛隊ならずとも社会人になるということで、服装はジャラジャラ派手過ぎず無難な格好がおススメ
外出の時にピアスやネックレス、タンクトップ、短パンなどは未だに自衛隊では駐屯地を出るまでは厳しく言われます!
1年も我慢すればオシャレも存分に楽しめるので最初は我慢して!
髪型には決まりがあるから注意!
男性は耳に髪がかからない、もみあげは耳珠程度とされています。女性は短髪か髪を結ってまとめれればオッケーです。
【耳珠は図左下】
個人的には髪は切っていたほうが良いです
入隊後の地獄の縫物TIMEの時間や、慣れない生活のスタートで班長達に指摘されてストレスを溜めない為にも切っていくとストレスは減らせます
というか切っていく!散髪は必須!
無駄に時間を奪われるし、坊主まではしなくてもいいと思うけど、部隊によっては強制的に・・・ってことも
ぼくは「レンジャー訓練」と「水陸両用の訓練」以外のめちゃくちゃ時間がないとき以外は刈り上げてあと上は透くくらいで、それなりの長さはありました
外出すればピアスもつけたりしてたから大丈夫☆
まとめ
今回は入隊までの流れを解説しました!
上記の流れを知っておくことで「自衛隊に入隊する方法」「入隊前に準備するもの」が理解でき、準備も万端になります!
駐屯地に到着すれば、怒涛の3か月が始まります
下記のリンクをチェックして、入隊後はどうなっていくのか予習しておくととても便利です
心の準備も万端にしていきましょう☆
コメント