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【自己都合退職】自衛官でいることのリスク

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レンジャー訓練や水陸機動団などの経験をした、元陸上自衛官である僕がお悩み解決します!

死にたくない、生きてる心地がしない(毎日生産性のないことが続く)
人生一生自衛官で後悔したくない

以上のような思いが自衛隊にいることで芽生えてきます

そのお悩みをこのブロブでは深堀解決していきます!

 

ぼく自身の自衛隊への思いや、退職にいたる理由を元に気づきを得たり、お役にてれば幸いです

 

記事の前半では「死にたくない理由」後半では「生きてる心地がしない理由」の二つを後悔したくないことと結び付けてを紹介します

 

記事を読み終えるころには、定年まで自衛隊にいることを考えるきっかけと、ヒントが見つかります

死にたくない理由

重いテーマですが、ぼく自身自衛官の中でも様々な経験をしてきた方だと自負してるから、最後まで読んで欲しい!

 

理由については下記3つになります

・命に対する対価の低さ
・アメリカでの訓練で軍事力の差を知ったこと
・有事の際を意識していると気が持たない

災害派遣は今では当たり前になっていますが、ぼくがいた頃に東日本大震災によって世間的に「自衛隊は災害で活躍する」と認識されてきた感じがしています

 

実は活躍が認識されてきたことによって起きる弊害があって、ちょっとしたことで災害派遣がかかるようになったという感覚をぼくを含め(当時)自衛官は感じていました

 

自衛隊の本来任務は国防であって、災害派遣は主たる任務では無いということをみんなに知っててほしいという個人的希望はありますが、災害派遣に行きたくないという訳ではありません

 

理由は様々ありますが、隊員の負担が非常に大きくなってきているということがあげられます

  • 人員の減少
  • 派遣手当の少なさ
  • 移動の不便さ
  • 隊員家族とのコミュニケーション不足などなど

まだ理由を上げればきりがないですが、仕事なのでやりたくないという隊員はほとんどいないし、皆強い気持ちをもって現場に向かってるからそこだけは安心とご理解をしてあげてください!

 

しかし、現場を経験するとそれが命に対する対価への不安や不満に繋がるというわけなのです

 

勘違いや情報操作、人伝いのうわさ話
公務員としてお金をたくさんもらっているイメージ

 

本当に勘弁してくれといつも思っていました(;´・ω・)

 

月々24,5万のお給料で命を懸けて働くことの意味がどれだけ精神的に負担になるかという事やを今は隊員ではないから、隊員たちの代わりに微力ながら声をあげています!

 

そして、アメリカで訓練をした時に圧倒的な力の差を感じる始末(ノД`)

 

 

実戦を経験している部隊は違います
そして、日本は危険な位置にいながら、自衛隊はいらないという人も国内にいるのが現状です

 

平和が一番、国同士の争いなんてもってのほかと誰もが分かってますが、理想を語るのは簡単です

 

世界はそう簡単なようにはいかない事実があって、日本を守ったり戦争にならないようにするために自衛隊は抑止力として存在してるという事を皆さんに認識してもらいたい

 

軍隊が無い世界が1番いいに決まってるし、でもそうならないのが人間の世界…残念(;_:)

 

佐世保(’相浦駐屯地)に移動してからはこういったことを強く意識して過ごすことが、訓練や日々の生活を通じて増えていきました

 

そういった日々を過ごしていると気が持たないという事、考えすぎといわれるかもしれないですが、有事の事態はいつ起きのかは誰にもわかりません

 

自衛官はそういう仕事なんだと、それで納得して自分が働いているんなら仕方ないですが、ぼくはそうでは無かったので退職することにしました

生きてる心地がしない理由

普段の生活、これもまた問題です

 

生きた心地がしない理由もいくつかあります

・事務所で働いている人間の目が死んでいる(特に幹部)
・生産性が無い
・毎日誰かの愚痴や文句を聞く
・ほとんどの隊員が思考停止している

毎日の生活はこのようなことを感じる人には感じます

 

事務所で働くと毎日パソコン業務やその他の調整、ハンコ仕事、何のための自衛隊なのか分からなくなってくるような仕事も多数あります

 

例え方が悪いし、矛盾してるのもわかっててあえて言わしてもらうと、災害派遣に行っている方がよっぽどマシ

もちろん災害なんてないのが1番なのはわかっていますので誹謗中傷はやめてください(;_:)

 

幹部のひとたちは特に目が死んでいる人が多い!!死んだ魚のような目の人のイラスト(女性) | かわいいフリー素材集 いらすとや

トップダウンが遅いせいで生産性も非常に悪い!!

 

民間企業ならとっくに潰れてるレベル(;´Д`)

 

そんな日々が続くので、隊員からは文句や愚痴を毎日のようにどこかで聞くしもううんざりでした

 

ぼくは嫌だったから辞めるのに何のためらいもなかったというわけです

 

文句や愚痴が出るのは仕方ないとは認識していますが、そう言っている人ほどぬるま湯に浸かっていて何も行動しない人だと感じていました(自分もグチグチ言ってる時はありました)

 

言わす方も言う方もお互い様という事

 

そういった観点から見ていくと思考停止している隊員が多いのも納得してもらえると思う

 

ちゃんと自分のことや家族のことを日頃から考えていれば、辞める以外の結論は出ませんでした…

 

少なくともぼくは辞めてから金銭面はともかく、とても家族楽しく過ごせています

 

死ぬとき後悔したくないと、強く思うようになりました‼

 

死んだらずっと休めるので、毎日楽しく過ごして死んだ方がよっぽどいいと思います!

まとめ

今回は2つ「死にたくない理由」「生きてる心地がしない理由」のリスクをふまえて後悔したくないという事について解説しました!

おさらい
死にたくない理由(理由は複数)
生きてる心地がしない理由(理由は複数)
・死ぬとき後悔したく無い

上記のリスクを知っておくことで自分の自衛官としての方向性を考えるきっかけになればと思います

 

下記のリンクをチェックして、

隊員の中でもその葛藤と日々戦っている人は何千人もおるけど、様々な理由から自衛隊に踏みとどまっています

 

自衛隊は無くてはならない存在

 

しかしながらトップダウンの遅い組織はいつか潰れるか、いざというとき機能しない、今の時代に合うようにスピードを求めなくては諸外国に置いて行かれ、世界の老害国の道をたどっていくことになるのではとぼくは思います

 

最後までみてくれてありがとー

@dk_blog (X:旧ツイッター)


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