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施設科、航空科、武器科について説明していきますが、この辺りから徐々に最前線というよりは後方支援関係になってきます。
私自身も専門ではないので、そこまで詳しくはないのですが一緒にお仕事させてもらったこともありますので大体は説明できると思いますので参考にしてみてくださいね。
施設科
施設科を簡単にいうと、工事現場の土建屋さんでしょう。
軍隊的に言えば工兵と呼ばれる存在です。
施設科の仕事は穴を掘ったり橋を架けたり地雷を爆破して道を作ったりと、障害を排除または障害を構築するのが仕事です。
災害派遣などでも活躍する職種です。
自治体の要請を受けて公園を作ったりすることもあります。
施設科は、重機を扱うことが多いので一般でも使える資格をたくさん取得することができる職種でもあります。
意外と知られていませんが、資格を自衛隊はたくさん取れるイメージがあると思います。
実は施設科以外はせいぜい車の免許くらいなもんなんです。
他に取れる資格はあるのですが、一般で役に立つようなものはほとんどありません。
施設科は後方支援も多いですが、施設科の隊員は最前線に行くことも多い職種ですし、重たい機材を扱うので実は普通科よりも体力がいることもあります。
ここはチェックポイントです!
地雷原の処理や重いものを扱うという事は普通科の仕事よりも危険度は実は高いという事です。
それでも資格を取りたければお勧めの職種になります。
航空科
航空科の仕事は小さな航空自衛隊みたいな感じですかね?笑
航空科はヘリコプターや航空機を扱う特殊な職種になります。陸海空全てに航空機はありますし、それぞれ目的が違います。
テレビや災害派遣でよく見るのはほとんどが陸上自衛隊ヘリのUHやCHといったものになります。
航空科にはパイロット、整備員、航空管制官が所属しています。
陸上自衛隊に最も多い航空機はヘリコプターです。
パイロットには給与や食事とは別に、特別な手当てが支給されています。
幹部自衛官がメインでパイロットになります。
陸曹や陸士はパイロットではなく整備やその他の業務にまります。
入隊後に陸曹へ昇任してから試験を受けることもできます。
なので自衛隊に入隊してからパイロットを目指す事が出来ます。
手当てや収入に魅力を感じたり、カッコよさから目指す人もいます。
職種は関係なく試験は受けれますので勉強すればヘリパイになれるということです。
整備も重要な仕事で、自衛隊のヘリは整備にかかっているといってもいいです。
理由は機体自体がとてもじゃなけど丈夫に作られているとは言えないからです。
詳しく説明することは秘密保全上できませんが整備は重要だということです。
航空管制官は試験を受けなければなれない仕事です。
管制官は飛行場で近くを飛ぶヘリコプターや飛行機に離発着を指示します。
試験は階級を問わず受けることができます。
要するにヘリパイは一握りの選ばれた人間にしかなれないという事です。
頭だけよくてもダメで、目や身体もよくないと検査で落とされるのでみんながみんななれないのが現状です。
武器科
武器科は陸上自衛隊の持つ兵器全般を管理する職種です。
大きく分けて、車両整備・火器・弾薬に分ける事ができます。
車両整備は陸上自衛隊の車両の整備を行います。
装甲車などの整備も行いますので特殊な技能が必要という点では自衛隊らしい職種でもあります。
火器は小銃や大砲などの整備を行います。
仕事柄、様々な職種と関わることも多いです。
弾薬は、自衛隊が使用する弾薬の保管や整備を行い、実験や試験を行うこともあります。
また、不発弾処理の技能を持った隊員は、不発弾処理の仕事も行います。
こんなイメージかな。
まとめ
3つの職種を紹介してきましたがどうでしょうか?
私が入隊した時はこの3つは非常に人気の職種でしたが、結局適正やら体力のあるなし向き不向きで狭き門でした。
ちなみに希望は新隊員の時に聞いてくれますが、半分以上は普通科行きですので覚悟して入隊したほうがよいでしょう。
希望はあくまで希望という事になります。残念ながら…
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