自衛隊の行軍の荷物は何キロ? 装備の重さと総重量を内訳つきで解説

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総重量は約25〜30kg
内訳は「背のう約15〜20kg」+「通常装備約10kg」です

レンジャー訓練や水陸機動団などを経験した、元陸上自衛官がお悩みを解決します!

ぼく自身、数えきれないほど行軍を経験してきました その重さと辛さを実際に体験しているので、数字と体験の両方でお伝えします

この記事を読み終えるころには、行軍の荷物の重さの内訳がわかり、体へのダメージを減らす工夫も身につきます‼

※重さはすべてぼくの経験則にもとづく目安です 部隊・時期・訓練内容で変わります 公開されている範囲のみで書いています
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行軍の荷物は何キロ?装備の重さ・内訳一覧

結論:総重量は約25〜30kgです 内訳は背のうが約15〜20kg、通常装備が約10kgです
行軍時の荷物の重さ(目安)
品目 重さ ひとこと
背のう(中身込み) 約15〜20kg 着替え・雨具・飯ごう・水筒・レーションなど
通常装備(銃・弾帯まわり) 約10kg 銃・銃剣・弾倉・弾嚢・弾帯・サスペンダー・防護マスクなど
小銃(参考) 約3.5kg Wikipedia参照
水分(ぼくの場合) 約2.5L 水2L+スポーツドリンク500ml 冬は減らします
総重量 約25〜30kg 背のう+通常装備の合計

※ぼくの経験にもとづく目安です 弾薬は含みません 軽迫撃砲(81mm迫撃砲)や軽機関銃などを担当する場合は、さらに重くなります

数字だけ見ると「30kgなら耐えられそう」と思うかもしれません
実際は、背のうの重さのほうを強く感じます 体感では「背のう15〜20kg+小銃3.5kg」という感じでした

まず下の2つの見出しで、背のうと装備それぞれの中身を確認してみてください☆

背のうの中身と軽くするコツ

結論:背のうは「支給品のマストアイテム」+「自分で考えて足すもの」で構成されます
軽くするコツは、固定の荷物を薄く・軽くまとめることです

マストアイテム(支給品)


  • 戦闘服上下1着・ポンチョ・雨衣
  • 着替え3日分(パンツ・靴下・Tシャツ・タオル)
  • 飯ごう・水筒・エンピ(スコップの大きい版)・レーション
  • 冬は外被上下や内衣が加わります

ぼくが自分で足していたもの


  • 水分・軽食・ブラックテープ・ヘッドライト
  • ツールナイフ・予備の作業用手袋・ハンドライト(遮光つき)

これはあくまでぼくの経験則です 軽食はアメ・冬は少量のチョコレート・魚肉ソーセージ程度でした

軽くする工夫


  • ポンチョは二枚重ねなので、中綿の部分は基本的に外して防水処置をします
  • 着替えは薄手のものを選びます エアリズムのパンツ、スーツ用のような薄い靴下、速乾の軽いタオルがおすすめです
  • シャツは迷彩またはODカラーなので軽量化できません 普段の官品を入れます
  • 重いものは背のうの上のほうに入れます
  • サイドのバックルをしめて、荷物が中で揺れないよう固定します
  • 左右の重さが均等になるように詰めます
普通科の行軍は平均35kmほど歩きます
荷物が増えても決められた距離は歩ききらなければなりません
ぼくは一度もリタイアしたことはありませんが、荷物の組み方が悪いと毎回リタイアしてしまう人もいました

次回の行軍準備では、着替えの重さを1つずつ見直してみてください

通常装備と弾帯まわりの工夫|弾帯パッドは必需品

結論:通常装備は約10kgです 一番ダメージが出るのは弾帯の内側なので、弾帯パッドは自費でも買うことをおすすめします

通常装備のマスト


  • 銃・銃剣・弾倉×6(弾薬なし)
  • 弾嚢・救急品セット・弾帯・サスペンダー・防護マスク

行軍中、ぼくの経験では弾薬は持ち歩きませんでした
安全管理や、訓練の目的が「疲労した状態でその後の訓練を乗りきること」にあるためだと認識しています
部隊や訓練によって違う場合があります

ダンプポーチは便利グッズ


マストではありませんが、ほとんどの隊員が弾帯につけています
軽食や水分、空の弾倉など、すぐ使うものを入れておけます
ゴムで縛って簡単にふたができるので、弾倉をなくさないための安心感もあります

一番ダメージが出るのは「弾帯の内側」


弾帯の内側は、装着した装具の金具がむき出しになっていて、腰まわりにかなりのダメージがきます‼
そこで必要になるのが弾帯パッドです

ぼくは3個ほど買い換えて、一番しっくりくるものを見つけました
こればかりは実際の行軍や長期訓練で試さないと答えが出ません…
どこかは痛くなりますし皮がむけることもありますが、あるのとないのとでは大違いです

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痛みや皮膚のはがれ、しびれなどが続くときは、無理をせず医師に相談してください
パッドは痛みを軽くする補助にすぎません

弾帯パッドは、訓練前に一度つけて歩いてみて、合うかどうか確認しておきましょう☆

重い荷物で足腰を守る方法

結論:重い荷物は、足元の負担に直結します インソールと、濡れ・蒸れ対策をセットで考えると安心です
  • 25〜30kgの荷物を35kmほど歩くと、足への負荷は大きくなります
  • 足元が濡れたままの状態が続くと、塹壕足などのトラブルにつながるおそれがあります
  • 靴下の交換や、足の状態の確認も、荷物の重さと同じくらい大切です
重さそのものは変えられなくても、足元の準備は自分で整えられます
ぼくは行軍のたびに、靴下の予備でマメに交換と足の状態の確認を欠かさないようにしていました(あくまでぼくのやり方です)
足の痛みや皮膚の変色、感覚の異常が続くときは、自己判断せずに医療機関で相談してください

荷物の重さに不安がある方は、まず足元の準備から見直してみてください!効果は必ずあります!

まとめ

行軍の荷物の重さのまとめ

  • 総重量──約25〜30kg(背のう約15〜20kg+通常装備約10kg)
  • 背のう──着替えを薄く・軽くし、荷物を固定して左右均等に詰める
  • 通常装備──一番ダメージが出るのは弾帯の内側 弾帯パッドが助けになる
  • 足元──重い荷物は足への負担に直結 インソールと靴下の管理もセットで考える

    ひとこと:行軍は自分と重さと時間との戦いです 攻略は事前の準備で決まります 行軍が終わっても訓練は続くので、体力と気力を残せるように準備しておきましょう

最後まで見てくれてありがとー
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