レンジャー訓練や水陸機動団などの経験をした、元陸上自衛官である僕がお悩み解決します!
・塹壕足を防ぐ方法
以上のお悩みをこのブロブでは解決していきます
「ふやけた」では済まない
ぶっちゃけ歩けなくなります
雨天行軍の翌朝、靴を脱いだとき——
白くふやけ、感覚の薄れた足を見て、初めて気づく人間がいます
「これ、まずいやつだ」と
塹壕足
第一次世界大戦の塹壕で兵士たちを蝕んだ症状として知られていますが、現代の自衛隊訓練でも、野営・長距離行軍・レンジャー課程で今なお発生する症状です
はっきりいって「気合で乗り越える」話ではないものです
放置すれば歩行困難になる、れっきとした医療問題なのです
この記事では、塹壕足がどう起きるのか、どう防ぐのかを現場目線で書いていきます
記事を読み終えるころには、塹壕足について理解でき対策が打てます
塹壕足はどうやったらなるのか?

「濡れたまま歩き続ける」——それだけで足は壊れます
塹壕足に必要な条件はシンプル!
濡れた靴・湿った靴下
冷えた環境
長時間の継続
この3つが揃ったとき、足の皮膚は防御機能を失い始めます
皮膚がふやけ、毛細血管が収縮し、血流が低下
最初は「なんか感覚が鈍いな」程度だが、放置すると——
強い痛みと腫れ
皮膚の壊死
重症例では切断
「ただ濡れていただけ」が、ここまで進行してしまいます
自衛隊では行軍・長時間警戒・冬季野営でリスクが跳ね上がることを入隊する前は誰も知りえません
特に危険なのは、痛みが出る前の「無感覚な段階」です
感覚がないから気づかない⇒気づかないから放置する⇒放置するから悪化する
僕がレンジャー学生の時は任務から帰隊した際は半長靴を脱いですぐではなく
解放されてしばらくすると歩けないほどの痛みが襲ってきたことを今でも覚えています
「濡れたまま放置」が最大の敵なので、感覚がなくなる前に手を打つことが重要です
次で解説します!
塹壕足を防ぐ方法

乾燥・交換・早期確認!!管理で防げる症状でもあります
塹壕足は「気合」でどうにかなるものではなく「管理」で防ぐものと心得てください
やるべきことは4つ!優先順に並べます
① 靴下を交換する
これが最も効果が高い(実証済み)
濡れた靴下を履き続けることが、塹壕足への最短ルート
行軍中でも、休憩のたびに交換できる予備を必ず携行することを勧めます
② 休憩時に足を出す
靴を脱いで風を当てるだけでいいです
10分の休憩でも、靴の中の環境は大きく変わるので出来る範囲で必ずやりましょう
③ 足を毎回確認する
白くふやけていないか、感覚が鈍くなっていないかの確認
違和感を「気のせい」で流すとそれが悪化のトリガーになります
④ サイズの合った靴を使う
締め付けが強いと血流が悪化し、塹壕足の進行を早めます
靴ずれだけの問題ではなくなるのです
過酷な訓練環境で最後まで動ける人間と、途中で脱落する人間の差は、
体力よりこういう基礎的な自己管理にあることを知るのが重要です
私の経験則から行軍などは休止といって止まる時間が与えられます
もちろん経過任務しながら休みますがその休止は一定的で歩き始める前に計画されて決まっています
なので僕は行軍においては中休止と大休止の数だけ背のうもしくは取り出しやすい位置に収納して靴下とベビーパウダーをもっていました
ベビーパウダーは匂いや痕跡の兼ね合いもあるので注意を払えるのであれば持参するとめっちゃ助かります
レンジャー訓練は靴下の替えも、パウダーも変えたりふったりする時間など与えてくれないので任務が終了して明らかに足に異常があった場合は助教か教官に報告してください!
経験上戦時中のような塹壕足でもうヤバいという事にはなりませんが歩けなくなるほどの痛みがくることはあります
乾けば治ります!!
でもなめたらアカンのが塹壕足です
完歩できないひとのほとんどは足からやられることは間違いないからです
夏でも油断は禁物で、半長靴の特性上蒸れるので必然的に汗が靴の中で貯まるので雨とか関係なく濡れます
足のケアは戦力維持の基本だであり、靴下1枚の交換が、行軍完遂、任務完遂を左右することになります
まとめ
今回は塹壕足とはについて解説しました!
上記の流れを知っておくことで理解でき、準備も万端になります!
下記のリンクをチェックして、行軍についても知識をつけましょう!
塹壕足は、長時間の湿気・冷え・放置によって起きます
しかし靴下の交換・乾燥・早期確認を徹底すれば、防げるので安心してください
過酷な環境ほど、差がつくのは「基礎的な管理能力」
足を守れる人間が、最後まで動けるし戦えます☆
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甘く見ると足終わります


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