今回は4つしょうかいするな!「状況ガス」「官品」「台風 」「ジャー戦」
自衛隊には結構いろんな専門用語があって、その中でも日常的に使われている自衛隊用語の違う意味、スラングを見ていくと結構面白いから書いていこうと思う
自衛官や元自衛官は絶対にわかる言葉やし、他にもこんな言葉もあるでってのがあったら是非教えてな~
状況ガス
この言葉は通常、訓練の際に敵のガス攻撃や生物兵器なんかの攻撃を受けた際に「状況ガス!!!!」と言ってみんなに知らせるために使うねん
せやけど自衛隊で日常的に使うときは基本的に「オナラ(屁)」をこいた時によく使うで!
誰かがこの言葉を発した時は結構臭いのがくるから攻撃を受けないためにもどこか安全な所に避難しような
もしくは周りにある何か扇げるもので、本人にその空気が全て降りかかるように扇いで自爆させてあげよう!
官品
「完品」いわゆる自衛隊の所有しているすべての物品は「完品」と呼ばれるねん
でもスラングは違うで!
「完品」には自衛隊員の子供のことを指すことがあるねん
例えば、自衛隊員の親を持つ子供が、自衛隊に入隊すると先輩や上司から「君は完品なんか」と言われたりする!
ぼくの元いた部隊はもっと汚い言葉で言われとったけどそこはお察しください
ちょっと今のご時世差別的にも聞こえるけどそこは自衛隊という狭き組織が謎に暗黙の了解としているので「完品」の子供たちはなるべく気にしないようにしような☆
台風
台風は世間一般でも理解のできる言葉でどんなものか用意に想像できると思うねんけど自衛隊は違うで
「台風」それは整理整頓ができていない部屋(営内居室)をめちゃくちゃにされることを指すねん!まさに台風が通った後のように…
これは教育訓練において採算の注意や警告の後にそれでも改善されない場合にやられることが多いで
一番ひどいのはレンジャーでぼくもされたことがあるし、助教に行ったときはしたことがある(*^^*)
「台風」が起きないように日ごろから整理整頓はしておこう!
自衛隊は整理整頓も意味があってやらせているからやで
有事の際にその隊員に何かあった時、必要なものがすぐ見つけられるようにと、常日頃から行うことで誰がその隊員のものを探しても見つかるようにだとか、訓練においても同じできれいに片づけておけば弾薬の保管場所や必要な物品の場所をいち早く思い浮かべれるという訳や
「おい!アレとってこい」と上官にいわれて、あるべき場所にあればすぐに取ってこれるこれが自衛隊スタイル!
ジャー戦
これは見慣れない一般の人には変な格好に見えるけど、上は戦闘服、下はジャージという何とも滑稽な格好やで
課業(仕事)が終われば駐屯地内は基本的に「ジャー戦」スタイルの隊員が駐屯地をウロウロしてるで
お風呂や食堂などに行く際には非常に便利な格好で慣れれば意外とすぐに「ジャー戦に着替えたい」ってなるで
世界の軍隊の中でも日本が唯一誇るスタイル(。-`ω-)
利便性を追求した結果やな
ちなみに米軍ではシャワーが部屋にあるから食事、もしくは売店に行ったりするときはちゃんと戦闘服上下スタイルで、もしそれが嫌な場合は私服を着てはったで
まとめ
「状況ガス」「官品」「台風 」「ジャー戦」
たったこれだけの短い言葉の中に、スラングというのは意味が込めれれていて、自衛隊は結構面白いけど、絶対に言えるのは自衛隊の隊員同士でしか盛り上がらへんという範囲の狭さ!
他にも思いついたり、思い出させてくださった方がおられたらまた書いていこうと思います!
じつは今時点でもいくつか思い出したけど、それはまたのちにブログで紹介するな~
最後までみてくれてありがとー
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