レンジャー訓練や水陸機動団などの経験をした、元陸上自衛官である僕がお悩み解決します!
・階級の全体構造
以上のお悩みをこのブロブでは解決していきます
ぼく自身、階級についてあまり知らずに入隊しました
結果どうなったかというと
誰が上官で、誰に敬語を使うべきなのか、最初は全くわからなかったのです(当たり前ですが)
自衛隊は階級というピラミッド構造で、序列がはっきり決まっています
だが、入る前にこれを理解してる人間は意外と少ない
今回は、
を、現場目線で全部公開します!!
読み終わる頃には、階級章を見ただけで相手の立場が判断できるようになります
なぜ階級があるのか

ピラミッドの上から下まで
階級は大きく分けて「将官」「佐官」「尉官(幹部)」「准尉」「曹」「士」の6層構造です
階級を上から順に並べるとこうなります
| 階級グループ | 内訳 | 特徴 |
|---|---|---|
| 将官 | 将・将補 | 最高位。一般隊員はまず見ない |
| 佐官 | 1佐・2佐・3佐 | 中隊長クラス |
| 尉官(幹部) | 1尉・2尉・3尉 | 小隊長クラス。3尉以上が幹部 |
| 准尉 | 准尉 | 幹部でも曹でもない特殊な立場 |
| 曹(下士官) | 曹長・1曹・2曹・3曹 | 現場の中核 |
| 士 | 士長・1士・2士 | 入隊時の最初の階級層 |
ここで一番伝えたい現場のリアルがあります
3尉以上が「幹部自衛官」と呼ばれるが、現場に来ない幹部も一定数います
そういった隊員は、現場で「ばかん部(馬鹿ん部)」と呼ばれていました
幹部の本来の役割は、現場を指揮し、訓練内容を決め、隊員を率いることですが、事務所にこもって現場に顔を出さない幹部がいるのも、紛れもない事実でした
そういった幹部を現場を見ずに判断下すバカと幹部を合わせて「馬鹿ん部」と曹以下では呼ぶことがありました
もう一つ、現場でよく話題になっていたのが「准尉」の存在です
曹長の次に進む道は、3尉になるか准尉になるかの二択になります
准尉は幹部でも曹でもない、米軍の階級制度を参考にした立ち位置です
正直に言うと、機能していると感じたことはあまりありません
上意下達・下意上達を目的とした階級のはずが、実際にはその役割を果たしきれていないようにぼくは感じていました(海上自衛隊のみ、准海尉は幹部自衛官に含まれるという違いもある。)
階級だけで「優秀な自衛官かどうか」は判断できないということです
階級章

階級を表すワッペンやバッジ
陸・海・空の曹士や幹部でデザインと着用位置が微妙に違うみたいです
階級章についている桜のマークを桜星(おうせい・さくら)と呼びます
陸上自衛隊でいうと士は右肩のあたりに階級章を縫って、曹から上の階級は両襟に縫うことは全自衛官共通です(最近新しい取り組みで胸に1つだけというのも試しているようです)
自衛隊は食堂や入浴場は幹部自衛官とそれ以外に分かれたりもしています
一概に階級が全てとは言い切れない理由
ここからは現場での階級の機能というより現状を話します
階級はあれど自衛官は入隊した時同期ならば、案外階級が違ってきても階級で区別することは少ない印象です
同期は同期!そういったくくりでのつながりの方が大きい印象(。-`ω-)
仕事の内容が変わってきたり、同期が幹部になったりすると仕事の時は一応上司になるから敬意を払う感じにはなります
もちろん先輩より階級が上になることも結構あるんですが、命令や指示はしないといけないので敬語でお互い気持ちよくって感じで訓練や日々の生活を行っています
階級は大切ですが、人間関係も大切なので、上記の説明のようにバランスをとって自衛官は仕事をしています(日本人ならではの言葉の文化)
まとめ
今回は階級について解説しました!
上記の流れを知っておくことで階級について理解でき、階級の見比べができるようになります
下記のリンクをチェックして、階級の名称が一部試行的に変更されるので確認しておきましょう!!
階級についてまとめます!
- 階級は命令系統を成立させるための仕組み
- 1年に1回の昇給がある
- 将官・佐官・尉官(幹部)・准尉・曹・士の6層構造
- 階級が上でも現場に出ない「馬鹿ん部」も存在する
ただし、階級だけがすべてではありません
同期同士であれば、階級が違ってもプライベートまで階級で縛られるわけではありません
あくまで階級は組織を回すための仕組みであって、人間関係はまた別の話です
この感覚を持っておくと、入隊後のギャップに戸惑うことが減ること間違いなしです☆
最後までみてくれてありがとー
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