自衛隊の転属(転勤)はどう決まる?希望は通る?手当・お金の注意点を元自衛官が解説

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結論|転属の仕組みを3行で表現すると

  • 自衛隊では「転勤」ではなく、一般に「転属」と呼びます
  • ぼくの経験では、希望は出せますが、必ず通るわけではありませんでした
  • お金の面では、手当に支給期間があるため、転属後の家計を事前に確認しておくことが大切です

レンジャー訓練や水陸機動団などを経験した、元陸上自衛官がお悩みを解決します

ぼく自身、転属を経験したとき、情報集めにとても苦労しました

お金のことも、希望が通るかどうかも、知っていればもっと楽だったと思います

 

この記事を読み終えるころには、転属の決まり方と、損得の両面がわかります

※この記事は、ぼく個人の経験と公式情報にもとづいています
転属の時期や運用は、時期や部隊によって異なりますので手当の金額や期間は、必ず公式資料か所属部隊で確認してください!
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転属はどう決まる?|希望制・半強制・部内移動

結論:転属には、「希望制」・「半強制」・「部内移動」の3つのパターンがあります
以下はぼくの経験にもとづく整理です
転属のパターン(ぼくの経験にもとづく整理)
区分 内容
希望制 曹の階級で、人事書類に第1〜第3希望の勤務地を書いて提出する
半強制 命令による転属 家庭の事情などが、一部考慮されることがある
部内移動 部隊は変わらず、部署だけが変わる

※制度の細かな運用は、部隊や時期で異なります 詳しくは所属部隊の人事担当に確認してください

  • 転属の時期は、3月と7月ごろがメインで行われます(特例もあります)
  • ぼくの周りでは、士の階級のうちは、転属がほとんどない印象でした

そもそも、なぜ転属があるのでしょうか?ぼくは、部隊の活性化のためだと考えています

人が入れ替わらないと、マンネリやなれ合いの関係が続いてしまうからです

これは一般の会社とも似ていると思います

自分の階級と状況が、3つのどのパターンに当てはまるか整理してみましょう☆

希望は通る?|ぼくの経験から

結論:ぼくの経験では、人気のない部隊のほうが、希望が通りやすい印象でした
これは個人の経験にもとづく見方ですが結構当たってます!!
ぼくの場合
ぼくは希望が通って、当時の西部方面普通科連隊(現・水陸機動団)へ転属しました
大阪の部隊にいて、中部方面から西部方面への転属でした
周りでは、あまり人気のない部隊だと見られていたと思います
  • 人気の部隊や楽そうな部隊には、希望が集まりやすいと考えられます
  • 定年が近い人や、家庭の事情がある人が転属がない選択を優先される傾向がある、とぼくは感じていました
  • ぼくの経験では、転属は方面を出る形が多く、同じ方面内の転属は通りにくい印象でした(部隊や時期で異なります)

ぼくの周りには、一度も転属せずに定年を迎えた人もいました
一方で、命令による転属になることもあり、その場合も、家庭の事情などが一部考慮されることがありました

ここからはぼくの個人的な見方です
希望を通したいなら、人気のない部隊や、方面外を選ぶほうが通りやすいと感じています
楽な部隊だけを希望すると、競争率が上がり、希望が通らない可能性が高くなるかもしれません

希望を書く前に、先輩や人事担当に、前例を聞いてみましょう☆

転属のメリット

結論:視野が広がり、全国に人脈ができることが、一番のメリットです
  • 色々な土地・部隊を経験できます
  • 部隊ごとの考え方の違いを知れます
  • 全国に知り合いや友人ができます
  • マンネリやなれ合いの環境からリセットできます
ぼくの場合
転属して見えた景色は、ぼくの人生を変えてくれました
転属は不安なものですが、挑戦してみる価値はあると感じています
ここからはぼくの個人的な見方ですずっと同じ環境にいると、視野が狭くなりやすいと感じています 辞めて違う道に進むとき、その経験の差が出る場面があるかもしれません ただし、人によって違います

転属の不安を、紙に書き出して整理すると自分の一番いいスタイルが見つかります

転属のデメリット|お金と環境の変化

結論:デメリットは、環境が変わるストレス、金銭的な負担、家族の事情と合わないリスク、人間関係の4つです
特にお金は、知らないまま転属すると後悔しやすい点です
手当には支給期間があります

転属などで住む場所が大きく変わると、広域異動手当が支給される場合があります(防衛省の福利厚生資料に記載があります)
この手当には支給期間があり、期間が終わると手取りが下がる仕組みです

広域異動手当の支給要件(異動距離)・支給期間・支給割合は、一般職の職員の給与に関する法律第11条の8、人事院規則9-121などで定められています
自衛官への適用の詳細は、防衛省の公式資料で確認してください【要確認:広域異動手当の支給期間・金額(防衛省・人事院の公式資料)】
ぼくの場合転属直後は、給料が上がったように感じていまいましたが、手当が減ったあとは、何も変わっていないのに、給料が下がったように感じました(;_:)(約2万ほどだったと思います)
引っ越し費用は全額支給ではない

ぼくの経験では、引っ越し費用がすべて支給されるわけではありませんでした 【要確認:移転料の支給範囲(防衛省の公式資料)】
自己負担が出る可能性があるため、引っ越し業者の見積もりを複数取って比べるのがおすすめです

一括見積もりは、申し込み後に電話がかかってくる場合があります【要確認:案件の注意書き(電話の有無など)】 必ず安くなるとは限りません
転属が決まったら家計シュミレーションを

手当が減る時期を想定して、ローンや家計の計画を立てておくことをおすすめします
ぼくは、転属が決まったら、手当が減ったあとの家計を想定しておくことが大切だと考えています

環境によるストレス
  • 家族がついてこられない場合があります
  • 転属先の人間関係が合わないことがあります
  • どこに行っても、不平不満はあるものです

環境の変化は、誰にとってもストレスになります 家族がいる場合は、特に家族を優先してあげてください

転属が原因で精神的につらくなったときは、無理をせず、早めに上司や部隊の相談窓口、医療機関に相談してください

転属が決まったら、まず手当の支給期間を公式資料か部隊の人事で確認しましょう

まとめ

転属のまとめ

  • 決まり方──希望制・半強制・部内移動の3パターン(ぼくの経験にもとづく整理)
  • 希望──ぼくの経験では、人気のない部隊のほうが通りやすい印象
  • メリット──視野が広がり、全国に人脈ができる
  • デメリット──環境の変化と、お金(手当の支給期間)

ひとこと:知っておくだけで、転属の時が来たときの心の準備が大きく変わります
自分と家族を一番に大切にしてください

知っておくだけで、転属の時が来たときの心の準備が全然違いますし、その時は必ず来ます

 

全国を旅するくらいの気持ちで、気楽にチャレンジしてみてください

 

最後までみてくれてありがとー

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