自衛隊には階級というもので個人の序列を大まかに分けられています。
簡単にいうと偉い人決めピラミッドです(^O^)
これによって上司や部下に分かれたりしますが、一概にそうでもないのでその辺りもふまえながら説明していきます!
自衛隊に階級がある理由
自衛隊が階級を与える目的は、序列を明確化して命令系統をはっきりさせるためです。
要するに世間一般のイメージで言うと「上官の命令は絶対!」を守らせるためのシステムみたいなものです。
他にも予備自衛官や事務官といった自衛隊ではあるが階級を持たない人もいます。
階級のない現役自衛官はいませんし、階級が上がるごとに給料アップします。
詳しくいうと1年に1回は上がって、階級が上がってもアップするということです。
各階級の説明
将 最も偉い自衛隊の階級がこれです。平自衛官の私はもちろん見たこともありません。
将補 将の下の階級。陸将補・海将補・空将補です。この辺りになるとざらにいますので少しはお目にかかったことはあります。
佐 1佐、2佐、3佐 佐官と呼ばれる人たちですが、この辺の階級は中隊長などにもいますのでまあまあ身近にいる感じですねー
尉 1尉、2尉、3尉 尉官と呼ばれる人たちで准尉は含まれません。3尉から上が幹部自衛官と呼ばれています。
小隊長や事務所にかなりいるので、現場指揮ってる幹部って感じですかね。
結構現場来ない幹部もいますけど、そういった隊員はハッキリ言って馬鹿ん部です。
准尉 幹部(尉官)でもない曹でもない階級にあたります。
曹長の方がなられるのがほとんどです。
ただし海上自衛隊のみ特殊で、准海尉も幹部自衛官に含まれます。准尉という階級章はないです。
個人的にはアメリカの軍隊の真似事でいらないと思います。
上意下達、下意上達を目的としていますが、機能していないのが現状かと思います。
曹長 曹の中で最上級の階級です。
曹 1曹、2曹、3曹 下士官に該当する自衛官です。
曹になり4年以降は試験により幹部になることができます。
なる人は少ないですし、ほとんどいません。
士長 1等陸・海・空士の上。
陸・海・空士長、士の中で最上位です。
士 1士、2士 現在、自衛隊で最も下位の階級になります。
1等および2等陸・海・空士になります。
階級章
階級を表すワッペンやバッジ。
陸・海・空曹士や幹部でデザインと着用位置が異なります。
階級章についている桜のマークを桜星といいます。
陸上自衛隊でいいますと士は肩のあたりに階級章を縫います。
曹から上は両襟に縫います。
自衛隊は食堂や入浴上は幹部自衛官とそれ以外に分かれています。
階級はあれど自衛官は入隊した時同期ならば案外階級が違ってきてもそっこで区別することは少ないです。
仕事の内容が変わってきたり、同期が幹部になったりすると仕事の時は一応上司になりますので敬意を払います。
先輩より階級が上になることもありますが命令や指示はしますが敬語でお互い気持ちよくって感じですかね。
階級は大事ですが人間関係も大事ですのでこういう風にバランスをとって仕事をしているんですね。
まとめ
敬語や上下関係が複雑な日本ならではのように感じますが、それで成り立っているので良しとするべきですね。
海外は敬語などは存在しませんから、階級でしっかり仕事して、プライベートは別って感覚だと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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