【陸上自衛隊レンジャー学生の食事】あんなものやこんなものまで食べるで

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自衛隊

陸上自衛隊には「レンジャー」という最も過酷な訓練があるで

 

そこでは壮絶な訓練が行われるわけやねんけど、管理面の食事について書いていくでー

 

いったいレンジャー訓練ではレンジャー隊員になる為の教育を受けながら何を食べ身体を作っているんやろか?





元自衛官でレンジャー訓練を卒業したぼくが経験を織り交ぜながら真実をかいていくで(≧▽≦)

基本訓練

基本訓練

「基本訓練」とは「想定訓練」に入る前に身体を作って、各種検定に合格し「想定訓練」に入るまでの課程のことをいうねんで

 

最近のレンジャー事情はというと、教範といって自衛隊で定められた教科書ができたんや

 

なのでそれに基づいて教育は行われてるねん

 

今までは教範が無いのでぶっちゃけ無法地帯(;^ω^)

 

しかしながら個人個人の体力や体形は様々で「想定訓練」までに身体を作っておかないととてもじゃないけどキツい訓練にはついていかれへんで

自衛隊レンジャー 有事に最前線へ 過酷な訓練: 日本経済新聞

その理由は「想定訓練」の所で説明するから後ほど

 

きになる食事事情やけど「基本訓練」の時は朝・昼・晩とそれはもうこれでもかと食べ・食べさせられるんや

 

めっちゃ食べても訓練の方が厳しすぎて毎日お腹すきまくりやねん(;゚Д゚)

 

過去のレンジャー訓練の卒業生たちが沢山の差し入れを持ってきてくれたりするから食べ物には困らへんけど、時に食べ物の大切さを教えるために食べさせてくれない時とかもあったりするで

 

今ではやったらアカンけど時効というこでちょっとだけ書くけど、隠れて勝手に食べ物を食べた隊員が見つかってしまったことがあったんや

 

それに激怒した教官や助教たちが、缶めしの種類の中に沢あんの缶詰があるんやけどそれをでっかいボールに満タンに入れて持ってきて全部食べろと連帯責任を取らされたりしたこともあったなぁ…

自衛隊 sur Twitter : "陸上自衛隊 屈み跳躍 肩に約3.5キロの小銃を担ぎしゃがみこみ跳躍をする。この際30㎝以上跳ばなかったり屈まないと教官から檄が飛ぶ。自衛隊人生で最もキツイ訓練とも言われ、何回跳ぶかは教官次第という鬼のような訓練である。 また、何かやらかし ...

朝食べさしてもらえなかった全員分のパンをそのタイミングで出してきてこれも食えと食べさせられたり、1度配膳した食事を時間内に配膳できなかったと言われ1つの箱に戻させて残飯みたいにぐちゃぐちゃになった食事を食べたりしたこともあったで

 

もう1度言うけど今はそんなことはやっていないのでコンプライアンス問題なしや

 

ぼくとしてはとてもいい思い出や経験になったので本当に良かったと感じてるし、レンジャー隊員になるために食事のありがたさを知るの事も重要でもあるのかなと感じてるで

 

もう1つ良い経験といえばカエルやニワトリや蛇を自分たちで捌いて食べたこともとてもいい経験やったなぁー

 

普通に生活していれば生きているものを殺生していただくという事は今の時代ないやろうから本当に命のありがたみを感じたで

味はカエル以外微妙やったけど…(;´・ω・)

レンジャー訓練

という事で「基本訓練」間はこのように体力・身体作りのためにたくさん食べることの方が多いねん

 

さて「想定訓練」はいったいどのようなものをどういった量食べるやろうか下に記述するから見ていこな

想定訓練

想定訓練

「想定訓練」とは様々な任務を受けてその任務を遂行しに行く訓練のことやで

 

それがとてもキツイもので、辞めていく隊員も沢山おるんや

 

食べず寝ずの訓練になるから、体力気力が奪われるようにカリキュラムが組まれてるで

 

1度訓練に行けば約50キロ前後の荷物を背負い、決められた水の量と食事の量で過ごさないとあかんねん

 

任務優先ちゅうことやな(^.^)

 

大体1日1食、水1リットルくらいが基準やけど、訓練が進むにつれてその量は減り続けるで

 

ちなみに1日で終わる時もあれば最後の方は4日もかかる時があるねんで(日程は現状部隊によってちがうことも多々ある)

 

食事は自衛隊のレーションといういわゆるミリ飯やで

 

最終的には1つをバディと分け合って食べたりもするで

陸自「戦闘糧食」 写真特集:時事ドットコム

部隊によって様々やけど最近では教範ができたのでどこでも大体同じ基準でやってるけどそこはぼくにもわからんから自分が行くであろう部隊の先輩なんかに聞くと詳しく教えてくれるで

 

水については1リットルは変わらへんけど日にちが伸びるのに量は変わらないということでこれもまた厳しくなっていくんや

 

日々の訓練で体重は結構落ちているのに、さらに1任務ごとに多い人で10キロは体重が落ちたりもするで

 

任務を終えて帰ってくるとガリガリに痩せるで

 

ここからはぼくが行ってた頃の話になるんやけど、食事、水共にくれない時もあったりしたし、カラ梅雨で雨が降らず自然からも見放されていたレンジャー訓練やってん

 

水分欲しさに自分のおしっこを飲むもの、その辺んに落ちている瓶に入ってる水を飲むもの、山の排水やお墓の水など様々な水分収集活動を同期の仲間たちに聞きいたりしたりしたで

 

それほどに追い込まれて任務を遂行するという強い精神力を養わされたし、今では笑い話でいい思い出やで

 

普通の人にはできない経験をいっぱいできるのもレンジャー訓練のええところやで

 

任務と任務との間は食べ放題飲み放題やねんけど自腹やから結構お金がかかって大変やで

 

でも体重を戻しておかないときついのでみんな食べまくって飲みまくってが当たり前

 

こんな感じで厳しい訓練と言われる裏には訓練だけではなく、食事や水分補給などの人として必要なことまでも制限されるからレンジャーが過酷な訓練といわれるやで

 

だから「基本訓練」で食べさしてたのはこのためやねん

まとめ

まとめ

レンジャー隊員になるのは本当に大変なことやと改めて思うな

ぼくは運よく卒業できたけどそういった隊員ばかりでは無いのでその凄さがわかるかと思う

 

「基本訓練」はよく食べ体を作り「想定訓練」は任務優先で水や食事は制限がかかるこれがレンジャーの食事事情やで

RANGER 陸上自衛隊 幹部レンジャー訓練の91日 - 投稿 | Facebook

皆さんも日々の食事のありがたさこのブログを読んで気づいてもらえたら幸いやな

 

自衛官はいざとなれば泥水で顔も洗うし飲む

 

そうやって頑張っているので街で見かけたら応援してあげてな

 

まとめサイト→https://dkblog01.com/rangermatome/

最後までみてくれてありがとー

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