陸上自衛隊で最も過酷といわれる訓練「レンジャー訓練」
訓練は勿論きついのは当たり前やけど、それ以外にも過酷といわれる理由があるで
レンジャー訓練で辛かったこと6選を紹介するな
「息をするように反省」「トイレに行けない」「同期が辞めても何も感じない」
「食事は噛めない」「夜十分に寝れない」「お金が飛ぶ」
以上の順で内容説明していくで
息するように反省
反省とは…「自衛隊全般に言えることやけど、教育が行われるときには必ず個人及び連帯責任でミスや不適切な行為などに対して助教や教官から指導されるねん
それを身体でを使って返すこと(いやらしい意味じゃないで(^▽^;))を反省や指摘事項などといって腕立てや腹筋などで返済するシステムやで
レンジャー訓練ではこれが恐ろしいほど自分や全体に降りかかってくるから、休憩なんてものはないし、息するように何かやらされていてとてもじゃないけど激ツラです
トイレに行けない
勿論息するように反省してるから、トイレなんて行く暇もないくらいやし、汗かきすぎてトイレもあんまり行きたいと思わんかったな
水分もほとんど飲まれへんのもあって、出るもんがない状態やし訓練がツメツメのキツキツやから行きたくなった時に行かれへんという最悪な環境やで
今ではいつでもいけるけど、頻尿気味やし大きい方は結構リミットがよくわからん状態やからレンジャー訓練は身体がバグること間違いなし!
今は時代も変わり、管理体制が変わってるから水分も取れるし、ある程度の休憩はくれるから心配ないと思うで☆
同期が辞めても何も感じない
これは感情的には人それぞれやと思うけど、基本はみんな何も感じてないというかそれにいちいち一喜一憂してられへんというのが正しいかもな
ぼくの同期は半数近く辞めていったけど、ハッキリいって自分も心のどっかで辞めたいと思っていたし、誰かが辞める時に少し羨ましいとさえ思ってたくらいやで
でも辞めへんかったのは自分で行くと決めたからや
先輩も後輩もいたけど足引っ張るんやったらさっさと辞めてくれとさえ思ってたな(。-`ω-)
良くない感情かも知らんけど、それが真実や
食事は噛めない
訓練時間と反省してる時間これが日中のほとんどを占めるレンジャー訓練は、トイレもさることながら食事の時間もまともにないで
5分とか10分あればええほうかな?リアルな話(^▽^;)
熱い食べ物は冷たいお茶かけて冷やして、残りのお茶でご飯もお茶漬けみたいにして冷まして流し込む!基本スタイルやな
早く食べた人は遅い人の分を食べるの手伝ってあげるのも通常やで
ぼくはギリ自分の分は自分で食べてた(飲み込んでた)けど遅い人は自分の分もまともに食べれずで悲惨やでな
早食いはアカンけど時間に追われてそれどころやないという現実
時間に遅れれば反省で、ゲロ吐くほどやらされるし、逆流性食道炎のような感じで、胃液が戻ってきてずっとノドの奥気持ち悪かったのを今でも食べすぎたりしたら思い出すわ
夜に十分寝れない
23時には基本消灯やけど、寝れないのには理由があって反省が続いて夜中まである日と、次の日の準備が間に合わなくて洗濯やアイロンも溜まってきて起きてやるしかないというこの二点が最も睡眠時間を削る要因やったで
反省はいつ終わるかなんてわからへんからまぁやるしかないって感じやし、洗濯やアイロンはレンジャー訓練隊の当直にバレたらだめやから、もはや抜け出して違う場所でやるしかないんで結構手間になるで
自分の原隊のアイロン室にこっそり行って夜中にコソコソやって戻ってくる
睡眠平均時間は3、4時間ってところやろうか?
あの頃は朝が来るのが怖かったな…
お金が飛ぶ
言うまでもなく、お金は湯水のように飛んでいくで!
お金で解決できることはお金で解決する方が早いからな(。-`ω-)
お金持ちというわけでは無いけど、装備品や食事や水分足りないものは全て買って一瞬のスキをついてそれを自分に補充する!まさにレンジャーや!
ぼくは多分色々含めると3か月で3~40万円は使ったかもな(ToT)/~~~
まとめ
「息をするように反省」「トイレに行けない」「同期が辞めても何も感じない」
「食事は噛めない」「夜十分に寝れない」「お金が飛ぶ」
上記のようにレンジャー訓練は訓練だけが過酷なのではなくて、日常生活もまともに送れない環境に追い込まれることも1つ醍醐味であるともいえるで
ぼくは当たり前の日常がどんだけ幸せかということを学ばせてもらったことがこの訓練に参加した一番の宝物やと自衛隊を辞めた今でも感謝してる
最後までみてくれてありがとー
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