結論から言うと「毎日匍匐」「上下関係が厳しい」「給料が高い」この3つは必ず聞かれるし、そういうイメージがあるということをよく耳にするで
自衛隊が世に知れ渡っているのは未曽有の災害でよく知られてると思う
せやけど実際の任務は国防であって、災害派遣が本来任務ではないで
だからこそ普段何をしているか、駐屯地の塀の中を覗けない一般の方は「毎日匍匐」「上下関係が厳しい」「給料が高い」このようなイメージを持たれたりしやすいんかなと思ってる!
その間違いを払拭するために今回このような記事を書くことを決めたで!
毎日匍匐
A.毎日匍匐はしません!むしろほぼしません!
これは新隊員の教育隊などのでは多少はやるんやけど、戦闘訓練の時に限るし部隊に配属されてからはほぼすることはないで!
戦闘訓練がないのかといえばそうではないけど、新隊員の時のようにがむしゃらに地面を這いつくばることだけが戦闘訓練ではないから結構勘違いされやすいポイントやねん
平均すると1年で1回やるかやらないかレベルやで!w
上下関係が厳しい
A.厳しくありません!
先輩や上司は結構見た目怖そうな人が多いけど、面倒見もよくてとても親切な人が多いで!
休みなんかでツーリング行ったり、海行ったり、キャンプしたりとアウトドアなお誘いもあるし、かたやミリタリー系の趣味の人もおるからサバゲーなんかも誘ってくれる!
自衛官の趣味は多岐にわたるから必ず自分に合う先輩や上司が表れて仲良くなれるし、仕事以外でも結構楽しめる職業やで
仕事の人と関わりたくない人には不向きかもしれへんけど、会社のような先輩後輩上司といった関係では無いことは確か!
演習とか訓練で一緒に寝食を共にすることが多いから、お兄ちゃんみたいな感覚に近いかもやな
自衛隊以外で仕事したことがある僕が言うから間違いないで!
給料が安い
A.高くありません!
結婚して子供を授かることを一つの定義とすると、自衛官でも今や共働きが普通の世界でぶっちゃけ安過ぎてキツイ
独り身は十分いただいてると感じるが、結婚したとたんに不十分さを感じるかな
災害派遣などを見てくれて評価が高いのはうれしい話やけど、それに見合った賃金はもらえてないと個人的にはずっと思ってた
自衛官にもいろんな人間がいるから、満足いくという人も多すぎるという人もおると思うけど、ぼく個人としてはいろんな制約の中で行動しないといけない自衛官はもうちょっともらってもいいと思ってる
せめて共働きしなくていいくらいの給料はね
まとめ
自衛隊という摩訶不思議な組織は周辺社会との乖離によって「毎日匍匐」「上下関係が厳しい」「給料が高い」のようなイメージができがちやけど、自衛官もスーパーマンではないから意外と就職してみると楽しい生活ができるで!
退職した僕が言うのもなんやけど、一般社会では出来ないような経験ができるし一生大事にできる仲間もできる
今でも連絡くれる兄貴みたいな先輩もおるし、同期は特につながりが深くて頼りになる
自衛隊の辛いイメージだけでは入隊の決断は難しいかもしらんけど、たまには偏見を取り払ってみると違う世界が見えてくるかもね
最後までみてくれてありがとー
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