レンジャー訓練や水陸機動団などの経験をした、元陸上自衛官である僕がお悩み解決します！
「自衛隊の階級社会について」
以上のお悩みをこのブロブでは解決していきます
なぜなら、ぼく自身も自衛隊に入隊時は、階級が全てと思っていたからです！
記事の中では自衛隊の階級についてのお話と現実についてを紹介します
記事を読み終えるころには、自衛隊は意外と階級社会ではないことが理解できます
結論から言うと階級社会というよりその実態は思いっきり年功序列！
階級は命令を決断し下すのに必要な制度ですが、自衛隊は現時点で軍隊ではないし実際の所どんな感じかという所を解説していきます
自衛隊は階級社会なのか
入隊すればもちろん1番下の階級になりますが、幹部の学校に行けばいきなり配属された部隊でたくさんの部下を抱えることもあります
今回は一般的な「士」と呼ばれる階級からスタートした場合の説明をしていきます(^O^)
実は、自衛隊にとって「階級」はあって無いようなものです
階級社会というよりは「入隊の準番」「年功序列」といった感じが正しい表現になるかな
自分より年下の先輩も沢山といますし、そこは入隊した準番なので年齢はあんまり関係ないという事実です(ノД`)
当然スタートは一番下ですが「士長」という階級になれば一旦上げ止まり、すなわち先に入った先輩たちも同じ階級にたくさんいる状態になります！
ということはこの時点で先輩より先に「階級」を抜いてしまえば制度上は上の階級になったと言えますが…
階級が先輩より上になったからと言ってそんなことは無く、階級が上がったら仕事の内容が変わっても先輩は先輩という感覚は抜けませんし、実際にそうです
ぼく自身が先輩より先に階級が上がったので実にやりにくいの一言やったで(´Д｀)
色んな計画や担当、責任のある仕事を任されるようになるんですが、自分より階級の低い先輩に作業や訓練の指示するのは結構酷…
先輩も先輩で階級が上の後輩にはやりにくそう感はありますがお互い様です
仕事が始まると指揮したり指導するのが立場が逆になるのでプライベートと同じようにはいけへんし、そこについて回るのは年功序列やねん
結局、先輩の言う事や意見に翻弄されてしまいがちなのが自衛隊の現状とも言えるで
自衛隊の階級はあって無いようなもので責任や仕事の内容だけが重くなっていくようなイメージやで
もちろん給料は上がるけど、微々たるもの
階級社会に潜む先輩後輩の呪縛で成り立っているのが自衛隊です
同期にはもちろん年齢が違う子もいますが、ぼくは同期は全員同い年とみなしてフラットに接していました（逆に年上でもため口を貫いていました）
しかしながら途中で同期が幹部になったりとかもあるから、その時は仕事中は同期といえど幹部自衛官なので敬語で仕事に支障が出ないようにしたりはするのが基本です
日本には敬語という良くも悪くも言葉の難しいところがあるので余計にややこしくなってしまいますね
まとめ
今回は「自衛隊の階級社会について」を解説しました！
上記の流れを知っておくことで理解し自分のスタイルを決めておくことができ、心の準備も万端になります！
下記のリンクをチェックして、階級についても理解を深めておきましょう！
自衛隊は他国からみれば軍隊であって自国からすればそうでなくて、階級があるけど先輩後輩もあって、年齢で上下もある
とても複雑な組織(´Д｀)
割り切ってしまえば自分次第でコミュニケーションは円滑で、年下であっても気にならず先輩は先輩としてみれるようになるものです
アドバイスとしては「階級」はしっかり上げていくこと、年功序列は守る事、他国から見れば軍隊でであるという事をを意識して勤務する事です
責任転嫁しないような自衛官を目指せばおのずと先輩からも後輩からも慕われ、仕事がしやすくなること間違いなしや！
最後までみてくれてありがとー
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