自衛隊の迷彩服の違いや秘密について説明していくでー
様々な所で自衛隊員を見かけると、着ている迷彩服はどれも同じように見えるんやけど、実は全然違ちゃうねん!
自衛官が見れば一目瞭然でわかるけど、普段意識して見てへんとホンマにどれも同じにみえて当然やで
「一般用」「空挺用」「機甲用」「航空用」「水陸両用戦闘服」ザっと言ってもこんなにも種類があんねんで
迷彩服の違いについても少し知って自衛官を見てみるとまた違った楽しみ方ができるし面白いで
迷彩服の概要
陸上自衛隊の迷彩服は当初は北海道の熊笹と赤土を考慮したものやったんやけど、改良をされてぼくが入隊したころには、日本国内の様々な山野の風景を考慮して新たな迷彩服が開発されて現在の迷彩服になったんや
この中に2人おるでーこれは少し離れるともっと分からへんくなるで
日本の迷彩服は日本国内においてはとても優秀に出来てるんやけど欠点もあんねん
それは市街地や水上においては非常に目立ってしまう点
我が国の防衛を目的としていて山地に特化した迷彩を作ってしまったためにこのようなことが起きてしまったんやな
これは国土が侵略されて山地でしか戦うことを想定しなかったためにこのような迷彩になったわけやねん
昔は想定する敵国は北方で現在は島嶼と時代は日々政治と共に変化していっているので、国防の観点からも自衛隊の存在を示すためにこういったことも大事なんやで
島嶼奪還において市街地や水上の活動はマストやから今後どう変わっていくか期待したいもんやな
夜間に潜入となればここまで目立つこともないんやろうけど改良の余地はあるでな
上記写真は目立っちゃってるいい例( *´艸`)
特徴
デザイン
デザインには「一般用」「空挺用」「機甲用」「航空用」さらに最近出てきたのが「水陸両用戦闘服」やで
それぞれ用途が違うのにはその機能や使用する場所や部隊によって違ってくるからやねん
「一般用」は字の通りほとんどの自衛官が着るものになるで
「空挺用」は空挺部隊に所属の隊員が着るやつで空挺隊員も「一般用」は持ってるで
かつては今の水陸機動連隊(西部方面普通科連隊)も所有してたけど今は無くなった
どこが違うかというとほぼ一緒で、前がチャックになっててさらにボタンでも留めるようになってるのが「空挺服」やでそのほかズボンや胸などのポケットもボタンで留めるようになってんねん
「空挺服」以外はボタンだけで留めるのが普通やねん
「機甲用」は戦車の部隊の人、「航空用」は航空科の部隊の人といったようにそれぞれの部隊の特色に合ったものになってるねん
その細部の説明はもってたことがないから出来へんねんけど、よくみると普通の迷彩服とはポケットの位置や使い勝手が違ってたはず…あいまいで申し訳なねんけどあとは自分の目で確かめてみてな
「水陸両用戦闘服」はポケット全てに水が抜ける穴が開いてて水から上がった際に水が抜けやすくなってるで
あとは両腕のところにポケットがついて米軍の戦闘服みたいになったところが変更点やな
九州から南の部隊の隊員は「防暑服」ちゅうのも持ってるで
これは暑い地域の部隊には配られてて、ぼくも佐世保に転属(転勤)になって初めて知ってん
生地が結構ペラペラで風通しが良くて乾きやすいねん
でも作業や訓練の時は危ないから着られへんねんけど、それでも夏になるとホンマ助かる服やったで
まとめ
柄は同じでも「一般用」「空挺用」「機甲用」「航空用」「水陸両用戦闘服」など様々な形や特色があるので今度自衛隊員を見かけた際は良く見てみてな
隊員に直接聞いてみてもええと思うよ(*´▽`*)
見た目は厳つくてもみんな優しいから教えてくれるはず!
出来れば襟に階級章がついている隊員に聞いてもらえれば詳しく話せる範囲で教えてくれるで
最後までみてくれてありがとー
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