【元自衛官が語る】報道されない災害派遣の裏側と本当の現場

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レンジャー訓練や水陸機動団などの経験をした、元陸上自衛官である僕がお悩み解決します!

・救助活動は想像以上に過酷
・派遣中の生活環境は極限状態
・心に残るのは「人とのつながり」

以上の内容をこのブロブでは解決していきます

 

災害が起きるたびにニュースで流れる「自衛隊の災害派遣

しかし、映像で見るのはほんの一部であり、現場の厳しさや自衛官たちのリアルな姿はほとんど報じられません

 

この記事では、元自衛官の立場から「災害派遣のリアル」を、ニュースには出ない視点で解説していきます

救助活動は想像以上に過酷

災害現場は命の危険と隣り合わせで、想像以上に過酷です(ここまでは周知されていると思います)

 

土砂崩れ現場での人命救助瓦礫撤去孤立地域への物資搬送など、危険と体力を極限まで消耗する任務が中心です

また、時間との戦いになるため、体調不良や疲労は言い訳になりません

現場では「助けを待つ人がいる」という事実が自衛官を動かしています

 

ほとんどの隊員は使命感と仕事であるという事を心の中で納得させて自分を振るい立たせていますし、精神的にしんどいことがあっても仲間で支えって任務遂行しなければなりません

 

ニュースで見る「救助活動」は氷山の一角で、実際には危険と隣り合わせの現場で命をかけた活動が行われています

派遣中の生活環境は極限状態

災害派遣中の自衛官の生活環境は、被災者と同じかそれ以上に厳しいことがあります

 

派遣中はテントや車両での仮眠、食事は缶飯や簡易食が中心で、入浴や着替えもままならない状況が多いです

まず住民を優先する」という大前提のもと、自衛官自身の快適さは後回しになります

これにより心身ともに極限状態で活動を続けることになります

 

実際にぼくの後輩で1次派遣隊でいった子は、かなり不満を抱えて期待したことがあります

それは被災者に配膳していると「もっと量を入れろ」だなんだの言われたとのことでした

 

1次派遣隊は着替えを約3日分と缶飯、乾パンでいつ第二便が来るかも分からない状況で任務を行うので、はっきり言って一番メンタルのキツイ状況で過酷な環境で過ごすことになります

 

本人に覚悟がなかったわけでは無いと思います

被災者を平等に扱うことも重要なので、一人だけ多く炊き出しを与えるなど出来るわけがないのにそういうことを言う人がいることにショックを受けていました

 

自衛官も「同じ被災者」であることを忘れてはいけません

派遣任務では生活面でも大きな忍耐が求められます

心に残るのは「人とのつながり」

最も心に残るのは、被災者との直接の交流です

 

住民からの「ありがとう」「助かった」という言葉は、自衛官にとって何よりの支えになります

逆に、救助が間に合わず悔しい思いをすることもあり、その体験が強く心に残る人も少なくありません

この「人とのつながり」が、厳しい任務を乗り越える原動力となります

 

隊員たちは災害派遣後に帰隊する際、被災された方々に見送られるただそれだけで自衛官になってよかったと思えるほど込み上げてくるものがあります

もちろん災害や戦争がないにこしたことはありません

 

災害派遣の本当の意義は「人とのつながり」

住民の言葉や表情が、自衛官の使命感を支えています

まとめ

今回は災害派遣の裏側と本当の現場を解説しました!

おさらい
・救助活動は想像以上に過酷
・派遣中の生活環境は極限状態
・心に残るのは「人とのつながり」

上記の流れを知っておくことで少しでも自衛官の真実と努力の姿をしっていただけると幸いです

 

下記のリンクをチェックして、災害派遣とはなんなのか、派遣中の隊員の衣食住についても記載してるので見てみてください

災害派遣の現場は、ニュースでは伝わらない過酷さと厳しさに満ちています

 

救助活動は命の危険と隣り合わせで生活環境は極限状態ですし

それでも人とのつながりが心の支えになる

 

入隊を考えている人は、このリアルを知っておくことが大切です

災害時に自衛隊を見かけたら、その裏にある努力と使命感を思い出していただければ幸いです

 

最後まで見てくれてありがとー
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