自衛隊の仕事には訓練隊という仕事があるからそれについて分かりやすく解説していくな
陸上自衛隊の各駐屯地及び各部隊において、臨時に編成された訓練部隊ちゅうのが訓練隊の定義になるで
自衛隊は何でそんなことしてるの?
訓練隊とは
訓練隊ちゅうのは簡単に言うとその競技専門で訓練する部隊のことやねん
例えば格闘、銃剣道、持続走、太鼓などがあるんや
テレビなんかでよく見るのは持続走訓練隊で、富士登山駅伝によく映ってるのがその中の1つやで
世間でいう陸上の長距離選手のようなもんやな
格闘
日本拳法という格闘技をベースに訓練してるで
鉄の面に剣道でつけるような胴、ボクシングのようなグローブ、柔道着のような服に靴もそれ専用のものを履いてやるんやで
靴は履かへん人もおるけどルール的に問題はないで
股間と足への攻撃以外は全てオッケー(*’▽’)
僕も陸士時代にやってたんやけど最初は口があかないくらい殴られたで(;´Д`)
とても痛いですしケガが絶えへんで
それなりに強くなってくるとそこまで強く打撃を受けることはなくなってきたけど、まぁ何年も続けて出来るものではないかな
近接戦闘といっていわば殴り合いでしか戦えない時にとても役に立つのが格闘ちゅうわけやな
全隊員が格闘の検定を受けなければならないんやけど、それよりはるかに高いレベルでやるのが格闘訓練隊やで
太鼓
和太鼓の練習をする訓練隊やで
太鼓の訓練隊は何してるかは省かせてもらうな
なぜなら本当に太鼓をしているだけで説明しようがないねん…
ちなみに僕のいた原隊の太鼓は菊水太鼓ちゅう名前で各地のイベントや音楽祭り、創立記念なんかで披露してたわ
これらの訓練隊は各部隊にあって、全自衛官で試合やイベントなどが行われているんや
訓練隊は1つのことを極めたい人や、こういうことが好きな人には結構ハマって長年やっているたくさんおるで
銃剣道
あまり耳にせんと思うけど、銃剣道は剣道の竹刀が、木銃と言って昔の「銃に銃剣を付けた長さの木を使って競技」をするんやで
服装は剣道とほぼ一緒やけど肩当てと言って左肩(左利きは右肩)に胸まで覆うような防具があんねん
銃剣道は肩当ての胸まで覆う部分を突けば一本となる競技やで
その他は喉、籠手(こて)を突ければ一本となるんや
ぼく個人の意見としては時代遅れの競技で、銃剣道はもはや化石でしかないのに自衛隊では今だに何やってんねやろって感じがするけどな…
実際に競技として高校や社会人でやっている人たちもいるので少なからず競技としては成り立っていて、人口も3万人ほどいるみたいやで
持続走
簡単にいえば長距離の選手を育てる訓練をやってるんや
これも自衛隊の昔の名残で今でも各部隊にあるで
朝から晩までずっと走っている陸上クラブのような感じやな
各種大会や民間の大会にもでて成績は収めてるんやけど、広報的な役割にしかなっていないのが現状やな
まとめ
このように訓練隊だけでも自衛隊の仕事は多種多岐にわたってるで
普段災害派遣などでしかお目にかからない方は、何だその仕事と思うかもしれへんなー^_^;
自衛隊を擁護する意味でいえば彼らは常に体と心を有事の際の大事な時のために鍛えているともいえるかな
炎上覚悟で元自衛官の立場から言わしてもらうと、いつ迄こんなことにお金と時間をかけているのかと悲しい限りやで
世界の情勢は刻一刻ととてつもないスピードで変わり進んでいるのにも関わらず、自衛隊は国防の任務があるのにも関わらず、のろまに進歩する組織で呑気なものやで
最後までみてくれてありがとー
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