レンジャー訓練や水陸機動団などの経験をした、元陸上自衛官である僕がお悩み解決します!
・正式には3か月
以上のお悩みをこのブロブでは解決していきます
なぜなら、ぼく自身も第4陸曹教育隊に入校し、経験したことがあるから詳細について説明できればと思ったからです
記事の前半では「教育期間について」後半では「正式には3か月」といった点についてを紹介します
記事を読み終えるころには、陸曹教育隊の期間について知ることができます
教育期間について
教育期間については前期3か月後期3か月の計6か月が基本になります
半分に分ける理由は、「共通教育」といって、自衛隊の陸曹として全隊員共通の教育を受ける必要があるためです
共通という言葉の通り、陸曹になるにはどんな職種の自衛官でもある一定の陸曹としてのラインを設けることで、自衛官の平均化がはかれます!
さらに「共通教育」は「共通教育中隊」と「普通科中隊」の2つに分けられ、「共通教育中隊」は普通科職種以外の隊員、「普通科中隊」は普通科中隊所属の隊員が教育を受けます!
「共通教育」は実はもう一つあってWAC(通称ワック)の隊員で、つまりは女性自衛官だけが集まった陸曹の教育があります
後期教育の専門分野になると職種に関係する教育になるため、女性自衛官も朝霞駐屯地から各教育隊に配置されるようになります
後期3か月の専門については、サラッと説明します!
後期教育は基本的に専門職種の教育を陸曹として学びます
専門教育とは例えば施設科なら施設の専門教育、通信なら通信の専門教育を受けるわけです
僕はずっと入隊から退職まで普通科畑で育ったので詳細は不明ですが、言われたことだけをやっておけばいいという陸士とは違うという事です
陸曹になれば、当直や武器庫の鍵の管理、警衛でも役職についたり、または普段の仕事でも係を担当したりと責任が増えます(給料はそんなに増えへんのは謎です)
上記のようなことが出来るようになるのが陸曹なのです!!
下記を確認して陸曹教育隊とは何ぞやを確認してみてください
正式には3か月
結論、陸曹(3等陸曹の階級章)になる条件は自衛隊の規則上、共通の教育3か月で満たされるから正式には3か月で陸曹になれます
しかしながら、上記説明の通り自衛官の職種や専門はバラバラで、その分野のプロフェッショナルになる必要性がありますし、ならないとどの職種にも当てはまらない隊員となります
そのため後期の3か月で専門的な分野の教育を受けて、晴れて陸曹(専門の教育修了者として)になれるという仕組みなっています
今までに教育を3か月しか受けたことがないという隊員は見たことはないなー
自衛隊の組織上そのようなことはありえないので、基本的に陸曹の教育は6か月あると心得ておきましょう‼
ただし前期の3か月を修了して、いったん部隊に復帰する人も中にはいます
なぜかというと教育を行う上で、一定数人数がいないと教育ができないため、専門職種にもよるのですが人数が集まるまで一度部隊で勤務します
普通科中隊は継続して専門職種が対戦車中隊の隊員を除いて、行われるのが通常でした!
まとめ
今回は陸曹教育隊の期間について解説しました!
上記の流れを知っておくことで陸曹教育隊の期間について理解でき、入校の準備も万端になります!
下記のリンクをチェックして、陸曹教育隊とはどんなところかもっと詳しく知ることができます!
その分同期との時間は自分次第では宝物になりますし、横のつながりを広げて今後の自衛官生活に生かして、充実した日々を送ってください!
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