レンジャー訓練や水陸機動団などの経験をした、元陸上自衛官である僕がお悩み解決します!
・借り上げ宿舎は“自衛官の暮らしサポートスタイル”
・官舎と借り上げ宿舎、どちらが快適?
以上のお悩みをこのブロブでは解決していきます
「自衛隊員ってどこに住んでいるの?」入隊前に気になる質問のひとつです
自衛隊員の住まいには「営内」「官舎」と「借り上げ宿舎」があり、少し違うルールや生活スタイルがあります
この記事では、**元自衛官の体験も交えて“リアルな住まい事情”**を解説します
今回は「官舎」と「借り上げ宿舎」について説明していきます!
官舎の生活は“規律ある共同生活”

官舎は、隊員や自衛隊関係者が借りることができる、規律と秩序のある住まいです
官舎は基地・駐屯地の近くに建てられた公的な住宅で、家賃が安く、通勤も便利
ただし、住民は全員自衛官や事務官のため、暗黙の了解で上下関係や規律が生活の中にも存在します
騒音やマナーへの意識も高く、挨拶・整理整頓など日常の振る舞いにも一定の緊張感があるのが事実です
近隣との関係も“自衛隊色”が強く出るのが特徴です
官舎に住んだことがありますが正直言って、めんどくさいとボロいのこれにつきます
掃除当番以外に集金や、様々な係が妻に回ってきて、自衛隊で管理している以上仕方ないことですがこういったことが嫌な場合は官舎は辞めておいた方が良いでしょう
休日に草刈りや、室内は冬は寒い夏は暑いと我慢ポイントが多いのが問題です
また、人間関係も問題があって、関係性が嫌で出ていくもしくは転属する人までいるのが現状です
官舎は「安心・安価」だけでなく、「規律と秩序」が求められる住環境です
合わない場合は辞めておくのが無難です
借り上げ宿舎は“自衛官の暮らしサポートスタイル”

借り上げ宿舎は、一般のアパートやマンションを借り上げて住む形式になります
物件は一般のアパートやマンションを自衛隊が借りて提供しているので割安(家賃を負担してくれているような形)です
外見は完全に普通のアパートで、プライベートの自由度が高いのが最大の魅力
ただし、家賃は官舎よりは高めで、場所も駐屯地や基地の近くではありません
官舎よりも“自分のペースで生活できる”のが特徴です
自衛官の友人が借り上げ住宅のマンションに住んでいましたが3LDKもあって月3万円ほどでしたし、マンションタイプなので近隣も自衛隊家族は少なく管理もマンションオーナーなので休日も問題なく休めますし、人間関係も苦労は少ないはずです
通勤が苦ではない人には一番オススメと言えますね
借り上げ宿舎は「自由度」と「快適さ」を両立した、人気の住まいスタイルです
官舎と借り上げ宿舎、どちらが快適?

「生活スタイル次第」でどちらが快適かは変わります
どうみても官舎がダメそうですが…でもそんなことはありません
安定と安心を重視するなら官舎:費用が安く、周囲が隊員なので安心感がある
自由とプライベートを重視するなら借り上げ宿舎:一人の時間が確保しやすく、生活の自由度が高い
官舎は場合によっては無料で借りれることもあるのでマイホームや友達がいないといけないタイプの奥さんや旦那さんにはとても住み心地はいいものと言えますし、なにせ不安がないのが一番いい点です
借り上げはほぼ賃貸と変わらないので、一般の人と変わらない生活を送れるので、そういった生活様式が好きな人にはもってこいの物件です
どちらにもメリット・デメリットがあるが、自分の生活リズムと性格に合う方を選ぶことが重要です
特に家に長くいる方の意見を重視してあげてください!
自衛官は実際に家にいる時間は演習や当直、警衛、通常勤務以外なのであまり家にいないのに自分の意向を主に住んでしまうと後で必ず痛い目を見ます
まとめ
今回はを解説しました!
上記の流れを知っておくことで失敗を防ぎ、生活を円滑に進めることができるようになります!
下記のリンクをチェックして、営内での生活についても理解しておくと、どちらがいいのか、良かったのかを考える指標になります
自衛官の住まいには「官舎」と「借り上げ宿舎」があります
官舎:規律と安定の共同生活
借り上げ宿舎:自由で快適な個人生活
どちらも一般の住宅とは違い、“自衛官らしい生活文化”が反映された住まいです
これから入隊を考える人は、
「どんな暮らし方が自分に合うか?」を意識しておくと、入隊後のギャップが減ります
また、一般の賃貸でも問題ないので、官舎、借り上げ共に無理な人は3つ目の選択肢として一般の賃貸を考えてもいいかもしれません
@dkblog01(instagram)


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