【基準は下がった?】自衛隊・人員不足の闇|体力検定が変わった本当の理由

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レンジャー訓練や水陸機動団などの経験をした、元陸上自衛官である僕がお悩み解決します!

・体力検定が変わった最大の理由は人員不足
・旧体力検定と新体力検定の決定的な違い
・体力検定の変化が現場に与えた影響

以上のお悩みをこのブロブでは解決していきます

 

近年、「自衛隊は人員不足」とよく言われますが、その影響は体力検定の制度変更にもはっきり表れています

体力検定が楽になった
基準が下がったのでは?

本記事では、
**旧体力検定と新体力検定を比較しながら、人員不足の“見えにくい闇”**を掘り下げます

空自と海自は戦技ではなく第2法を実施しているようですがこれも変更があるかもしれません(26年1月現在)

 

記事を読み終えるころには、自衛隊の人員不足の理由が1つ理解できます

体力検定が変わった最大の理由は人員不足

体力検定の見直しは、人員確保を最優先した結果です(ここからは個人的意見も含みます)

旧体力検定は、

腕立て伏せ」「腹筋」「持久走」「懸垂」「ソフトボール投げ」「走り幅跳び

など、純粋な筋力・持久力重視の内容でした

 

一方、新体力検定では、

戦技が追加で2法は廃止され動作の実用性や年齢差への配慮、継続的な測定が重視され、合格しやすい構成に変わっています

 

「腕立て伏せ」「腹筋」「持久走」こちらの3つは残った種目です

新規で追加されたのは戦技といって武装状態での「幅跳び」「50mダッシュ」「重量物運搬」となります

 

これは「戦闘力を下げたい」からではなく、
そもそも人が足りず、脱落者を減らす必要があったという現実があると僕は考えます

 

実際に「懸垂」「ソフトボール投げ」「走り幅跳び」この3つでは非常にケガや不合格が多いです

 

懸垂は苦手な隊員がいつも不合格、ソフトボール投げはボールすら投げたことがない人には酷な基準であったり、走り幅跳びはアキレス腱を切るなどの大けがに繋がったケースも見たことがあります

 

走に上がる試験には基準があって廃止された3項目について不合格者が後を絶たず、自衛隊を辞めていった人を沢山見てきました

 

体力検定の変更は、能力低下ではなく人員不足への対応でもあり、隊員の保護にもなります

旧体力検定と新体力検定の決定的な違い

旧は「選別」、新は「維持」が目的です(経験則)

旧体力検定は、できない隊員は容赦なく評価が下がるし、部隊内での序列が明確というふるい落とし型でした

 

新体力検定は、現状把握、継続的な体力維持を重視し、全員を残す方向に設計されている気がします

 

結果として、「昔より厳しさがなくなった」と感じる隊員がいるのも事実です

 

自衛隊の人手不足はふるい落とすのではなく残す方向に舵を切られて且つ、それは自衛官という職業に本当に適切な判断であるのかどうか疑問を覚えるのは僕だけでしょうか?

 

そうも言っていられないのも良く理解ができますが、今後の自衛隊の人員確保の方向性を見守る必要がありそうです

 

旧=選ぶ試験、新=続けさせる試験これが決定的な違いです!

体力検定の変化が現場に与えた影響

現場では賛否両論だが、根本問題は解決していません

体力検定を緩和しても、業務量、訓練負担、災害派遣が減るわけではありません

 

結果として、体力に差がある隊員同士で負担の偏りが生じやすくなっています(できる隊員への負担が大きい)

 

基準を下げる前に、働き方を変えるべきだった」という声が出るのも自然です

 

ハッキリ言って基準が楽になって体力検定自体は年一回必ず受けるものとして存在する分にはありがたいですが、個々の能力の向上を図る上で基礎となるものを緩めることにぼくは反対意見です

 

今はレンジャー訓練ですら、危険を冒さない安全で訓練中心のカリキュラムに変更されつつあります

 

実際の任務を想定した訓練をしないと米軍のようにダイエットプログラムを組まないといけないような隊員が増える、もしくは日本人の体質から見ても逆にトレーニングプログラムを組まないといけないような隊員がでてくるのではとぼくは懸念しています

 

体力検定だけ変えても、人員不足の本質は解決しませんしさらなるプログラムの増加で負担が増える可能性があります

まとめ

今回は体力検定が変わった本当の理由について解説しました!

おさらい
・体力検定が変わった最大の理由は人員不足
・旧体力検定と新体力検定の決定的な違い
・体力検定の変化が現場に与えた影響

上記の流れを知っておくことで理解でき、人員不足の根本原因を1つ理解できます

 

下記のリンクをチェックして、自衛隊の総数を把握してどれくらいの不足数か確認しましょう

自衛隊の体力検定変更は、人員不足という現実が生んだ必然でした

旧体力検定:選別と競争

新体力検定:維持と継続

どちらが正しいかではなく、「なぜ変わらざるを得なかったのか」を知ることが重要です

 

この背景を理解せずに語ると、自衛隊の問題は決して見えてきません

 

自衛隊も大きな分岐点に今たっていますが、今回は体力検定をあげて人員不足の理由と結び付けましたがこれだけで人員不足は語れない

 

ぼくのブログを参考に人員不足の背景や原因を見つめなおしていきましょう

 

最後まで見てくれてありがとー
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