レンジャー訓練や水陸機動団などの経験をした、元陸上自衛官である僕がお悩み解決します!
・面接では“知識より人間性”が問われる
・メンタル管理が合否を左右する
昇任試験の攻略法をこのブロブでは解決していきます
自衛隊でキャリアを積むうえで避けて通れない「昇任試験」
しかし、筆記、体力、面接、分隊教練(陸自はあるが海、空は不明)とすることが多く複雑でどう準備すればいいか分からず、不安に思う隊員も多いでしょう
この記事では、元自衛官の実体験を交えながら、昇任試験に挑む上での3つの秘訣を分かりやすく解説します!
記事を読み終えるころには、昇任試験の不安を払拭できますので最後までみてください!
試験範囲を把握して“効率的に”勉強する

昇任試験は範囲が広いため、効率的な勉強法が合否を分けます
昇任試験の筆記は、僕の記憶では、一般知教養:2、専門知識:8くらいの割合で幅広く出題されていました
すべてを完璧に網羅するのは不可能(特に一般教養)なので、過去問題や出題傾向を徹底分析して重点的に学習することが重要になってきます
また、毎日の勤務と両立するためには、短時間で集中する学習スタイルが必須となります
僕は試験の1か月ほど前から、仕事の後食事して風呂には入らず勉強をまず行うようにしていました
理由は食堂は閉まる時間が決まっているので食べないといけなかったのと、お風呂は営内の最悪シャワーでもいけるので、この期間だけはあえて風呂は後回しにして眠たくならないようにする努力はしていました
そして試験勉強は過去問をやりこみ出題範囲を網羅していく感じでやると効率が良いです
1か月もすれば自衛隊に関する問題は必ずできるようになりますが、個人差はあるので自分の力量は自分で測ってください!
ぼくはアホなので1か月はいると判断して取り組みました(:_;)
「効率的に学ぶ」=「合格に最も近づく方法」なので闇雲に勉強するより、傾向を押さえるのが最需要課題です!
面接では“知識より人間性”が問われる

面接では専門知識よりも、リーダーとしての人間性が重視されます
昇任試験の面接では、部下を率いる資質や人間性が見られます
答えが正しいかどうかよりも、自衛官としての姿勢や誠実さ、判断力が評価される傾向が強いのが印象です
そのため、実務経験を整理し、自分なりのエピソードを交えて答える準備をしておくことが大切です
面接は中隊や試験を受ける基地などで質問の内容も形式も様々なので、場所に合った練習をしておくことも重要ですが、「もしドラえもんがいて1つ道具をもらえるならなにがいい?」と副連隊長に聞かれたこともあるので答えも大事ですが、自分の考えを瞬時にだせるような練習も必要だと感じます
「面接=人間性を示す場」なので知識以上に、自分らしい答えを用意し誠実さを表現しましょう!
メンタル管理が合否を左右する

どんな試験でも本番は、知識量よりもメンタルの安定が大きく影響します
受験したことがある方は分かるはずです
受験の感覚はやればやるほど特にプレッシャーはなく、何もしなかった時ほど緊張するものです
特に筆記試験は長時間に及ぶので、緊張やプレッシャーで実力を出し切れない人も少なくありません
普段から本番を想定した訓練や、リラックス法を身につけておくことで冷静さを保てます
また、試験は一発勝負ではなく次の挑戦もあるという心構えも重要です
1度落ちたからといって誰も攻めませんし、受かればラッキーくらいで受けておくと気持ちも楽です
ここで重要なことを記載しますが、まずは筆記試験!ここを突破しないと後はありません(部隊の特別な事情がない限り)
個人的には1か月前に筆記試験に全集中することをオススメします
試験結果が出るまでにはある程度時間がかかるので、他の科目は試験の後で練習すればいいのです!
もちろん体力検定は日々の積み重ねですが、分隊教練や面接はぶっちゃけ試験を受かってからでも間に合うというのが僕の感覚になります
合格できる人は「冷静に自分をコントロールできる人」なので、メンタル管理は最大の武器ですがもともとメンタルの強い人はちゃんと勉強はして受験してくださいね
まとめ
今回は昇任試験のリアル攻略法を解説しました!
上記の流れを知っておくことで理解でき、準備も万端になります!
下記のリンクをチェックして、それぞれの試験の内容を陸自目線で分析してるので気になる方はチェックしてみてください☆
おさらいすると昇任試験に合格するための秘訣は以下の3つです
・範囲を把握し、効率的に学習する
・面接は知識より人間性を重視
・本番で力を出すためにメンタル管理を徹底
事前準備と心構え次第で、昇任試験は必ず突破できます!
色々やることは多いですが、曹になるということはかなり大変なのでそれなりの覚悟は必要です
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