「技能照査」個人製作に移行するで!
「技能照査」の合格発表は卒業まで発表されへんからみんなここからは切り替えて個人製作に集中やで
最後の作品は子供椅子に決定
親友に子供が生まれたのでプレゼントしたくて迷わずこれに決めた感じやで
子供椅子といっても一般家庭にあるような「豆椅子」というプープー音のなる椅子をモチーフにデザインをしたので万人の子供たちにうけること間違いなしや!
パーツ完成
パーツ完成
曲木で作るため学校の玄関に飾る用の椅子を作ってほしいと頼まれてとても嬉しい限りやで
自分に作品を高山に形あるものとして村半と学校に残せてとても光栄すぎる
学校の玄関にある子供椅子良かったら見に行ってみてな(≧▽≦)
実技
大体の形が出来上がって後は細かいパーツを仕上げていくだけの状態
これは1脚分でやけどもう1脚作るので材料は倍になりるで
この数か月を通じて感じたことが1つあるんやけどそれはイメージする力やで
イメージする力が無いと作品を作っていく途中で、前の段階の図面までやり直さないといけなくなったりするねん
今の環境で、道具で、何ができてできないかを理解して図面を書きながら想像できると出来ないでは仕上がりに大きく差が出るんだと感じたで
子供椅子の作品は親友への思いがある
そのためにすごアール(曲がりの半径)のついた曲木を先生にお願いしたんやけど、いろんな人に手伝ってもらって曲げれたけど実際には1人で工房をするとなるとまた別の方法を考えなあかんちゅうことやで
ちなみに150アールあるで
結構すごい曲げぐあいやで
この曲がりがいかに曲がっているかは勉強していけばわかるで
出来上がりはイメージにピッタリ合ってて最高!
下の写真やで
問題が出たのは前足のほぞの部分やったで
胴付き面が見えてなんか自分の中で気に食わないので作り変えるで
材を無駄にしてしまった(/ω\)
木工業界は大手の会社でない限り研究費や材料の歩留まりは金銭的な面でやはり不利やで
せやから図面の段階でもっとイマジネーションを働かさなくてはあかんちゅうことやで
これから木工を目指す人にとってそれほど失敗は大きいことになってくるけど問題ないで
なぜなら学校はやり方を教えてくれるし、必要な失敗であれば何回でも在学間は出来るので歩留まりを考えずに沢山学ぶことができる環境やで
成長して自分の道を切り開くチャンスやとぼくは少なくともそう感じたで
また人の作品もやり方が色々あってそれをどういう風に作ったか聞くだけでも知識になり生かせたりもするで
人数分のやり方を一気に自分次第では学べるのでとても良い経験になる最高の環境が木工芸術スクールのいい所やな
最後までみてくれてありがとー
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