学校が始まって4週目にもなるといよいよノミを使って「ほぞ穴」というものを掘っていくで
ほぞ穴っちゅうのは木を接合(木と木をつなげる)するときに空ける穴をほぞ穴っていうねんで
まずはノミの「研ぎ方」と「使い方」を習ってからそれが終わると「ほぞ穴」を実際に掘っていく訓練になるから1つずつ説明していくで~
座学ではNCルーターの説明など新しい科目も入ってきて頭大変になってきてるけどみんな初めてやから安心して講師のかたに質問いっぱいぶつけてや!笑
芸術スクール4週目
木工芸術スクール4週目
実習
「研ぎ方」
これは鉋の時と同様で刃が斜めになったり面が丸くなったりしないように丁寧にやっていくのがコツやで
刃が鉋に比べて小さいから難しいけど、僕の大きい手でもある程度回数をこなせば出来るようになってきたから後は日々の訓練あるのみ
持ち方や理想の出来栄えなんかは先生方のを見てそこに近づけれるようにやっていくんやで(*´ω`)
キレイに研げるとこんな感じにきれいにシルバーと灰色に分かれて出来上がるで☆
「使い方」
使い方は簡単やないで♪
刃を掘りたい部分にあててカツラとよばれる刃とは反対の方向を叩くだけ!
とは言っても実はコツもいるし最初は怖くてカツラ部分を見ながらげんのうを振ってしまうと思うからほぞ穴はキレイに出来へんと思う(。-`ω-)
まずはカツラ部分を見ずに叩けるようになること、それが出来るようになってきたら次のステップ!
刃を木材に対して垂直にあてることやで!
これは最初は見ながらでええから横から見たり、同級生に見てもらったりして垂直にあててる感覚をまず身に着けることがミソや
この2つができたら後は実際に叩きながら感覚をつかんでいこうな
ここでアドバイス!強くたたけばいいってもんちゃうってことは覚えといて(>_<)
全ては刃の研ぎから始まってるちっゆうこと!
刃が研げてれば普通にたたくだけでもキレイなほぞが掘れるからそこで手を抜かんようにコツコツまめに研ぎをやってな☆
「ほぞ穴」
実際に僕が初めて掘ったものが下の写真になるで
上の穴が大失敗で、下の穴が下の中レベルやな
上のほぞ穴は小さいし形もボロボロやから問題外(ノД`)
下の穴は墨付けした線よりちょっと大きくなってるしほぞと接合するときにぶかぶかになるからアカンな
練習あるのみ(。-`ω-)
まとめ
まとめ
「研ぎ方」「使い方」「ほぞ穴」とコツやその方法を知ってやるのとやらないのでは多分伸び率が違ってくるから絶対に迷ったり、壁に当たったときはいったん手を止めて冷静になってな
製品を作るときには機械でほとんど切ったり掘ったりできるんやけど、技能照査といって技術の試験に受からないといけないので、手仕事を覚えて体得する必要性があるから頑張ってな
何事も基本と経験は必要やで!
製作したいという逸る気持ちを抑えながら淡々と日々成長をし努力するだけ
基礎を叩き込んで、職人は一生修行やで(*´ω`)
最後までみてくれてありがとー
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