現役の自衛官やったらならなんとなく「確かにな」って思ってくれると思う!
中敷き(インソール)というのは自衛官であれば誰もがあの手この手でいろいろ試して、自分に合ったものを持ってるハズや!
結局完品の中敷きに落ち着いた僕が中敷き(インソール)について書きたいと思います
自衛官が中敷き(インソール)にこだわる理由
自衛官がなんで中敷き(インソール)にこだわるのかというと、徒歩行進訓練、いわゆる行軍っていう厄介な訓練があるからなんや
ただ歩くだけっていう訓練なんやけどそれがまた結構な地獄やねん
徒歩行進訓練いうのは、隊員が実戦において適切に移動し、目標地点に到達するための訓練活動の一環やねん
つまり普通に歩くとはまた別の話で、荷物や武器を携行して歩くことや、経路の選定や、休憩のタイミングなんかも時間でキッチリ決められてるからただただ歩くだけとは話が違うということ
たまに仮設の敵なんかも出てきたりするから結構きついねんで(訓練は基本夜中やし…)
周囲に気を使いながら、警戒してなるべく静かに歩くで
自衛官はどのくらい訓練で歩くの?
自衛隊の徒歩行進訓練は、職種にもよるんやけど、だいたい10kmから100kmと結構幅があるで
後方職種であれば少なく、第一線部隊になるほど訓練で歩く距離は長くなるねん
半長靴という革の安全靴で歩かなあかんで
スニーカーと違って丈夫で重く設計されていて、ぼくは足が大きいから片方1キロはあったはず
中敷き(インソール)や靴下にこだわる必要性
ほんまありがたいことに丈夫な半長靴は重くて
ありがたいことに荷物も多くて重たくて
武器とか持ってるし
重装備で歩くから、足にかかる負担はかなりのもんになるで
ディズニーランドで一日中歩き回っても大概しんどいのに、それが夜中に重装備やねんからもう訓練終了後には足は激痛必至です!
結局僕は靴下をマメに交換するということと、もともとの半長靴に入っている中敷きで落ち着いたけど、ほとんどの自衛官は中敷き(インソール)にこだわってたで
ぼくは稀なケース(^▽^;)
トイレットペーパー問題
自衛隊に興味があるひとは知ってると思うねんけど「トイレットペーパー問題」
2018年11月に立憲民主党の本多平直氏の質問の中で取り上げられた、自衛官が訓練するのに必要な物品を私費で購入していたことが発覚し、当時の内閣総理大臣が「直ちに対応したい」と答弁したんや
自衛隊はいついかなる任務にも対応できるようにするかわり、衣食住が(厳密に言えば違うけど)タダやねん
せやのに、実はトイレットペーパーやら何やらを身銭を切って購入し、訓練に参加するというのは国にとって都合が悪いわけやな
そこを野党議員に突っ込まれて、自衛隊内部はきっとお祭り騒ぎだったやろうな(。-`ω-)
自衛官は”ラクをお金で買う”
「トイレットペーパー問題」はさておき、自費購入はほんまに僕としては避けたいと思っていて、自衛隊のお金事情についての記事もアップしてるので是非残酷な自衛官のお金事情も見てみてな
【自衛隊のお金事情】金持ちか貧乏か…これを見とかないとお金で失敗するで
ラクを買うお金は、自分持ちでしゃーないと諦めてる部分と訓練のキツさを軽減できるんやったらという自分への言い聞かせでお金はどんどん飛んでいくで!
実際にぼくみたいにデフォルトの中敷き(インソール)でいける人間はそのままお金を使わずにいけるわけやけど、ほとんどの隊員はそうはいかへんし、実費でラク出来るんやったらラクしたいやんみんな(>_<)
自衛隊は何の癒着があるかは知らんけど、装備品に関して結構隊員の意見を取り入れへんことが多くて自費になることは珍しいことじゃないで
せっかく装備が新しくなるとかゆって届いたものを見てがっかりなんてことはザラですわ…
だからお金でラクを買うしかないとゆってもええかもしらへんな
まとめ
ラクしたいならお金をかける!
この言葉は全国どの部隊でも言われてるやろうな
いくら国会が騒ごうが、人それぞれに合ったアイテムを用意するなんて不可能やし、そうすべきではないで(税金やからな)
ぼくもなんやかんやで結構私物を持っていたけど、結局必要なものは自分で買うスタンスは全自衛官共通やな
実際に訓練で使用するものは良いもので訓練したし、壊れたり無くしたりというリスクを考えながら訓練するのは結構ストレスになるで
下記リンクも参考にしてみてな
【自衛隊の薬きょうの話(物品愛護)】自衛隊はモノ無くしたら大変やでー
最後までみてくれてありがとー
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